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就職に強い英語力

グローバル化の著しい日本企業、外資系企業の日本進出が続く中、英語力の高い人材は就職に有利です。しかし、本当に「英語力の高い=就職に強い」と言いきれるのでしょうか?
「英語を話すことが仕事」ならば間違いないでしょう。しかし、英語通訳士でもない限り話すだけでは仕事となりません。また、通訳士も話す以外の能力を持ち合せていなければ発展性が望めません。
では、「就職に強い本当の英語力とは?」具体的な説明に入ります。

1)「私は英語が話せます」を主なPRポイントとしている就職活動
募集要項に「英語必須」とあっても、採用基準の主眼を英語力に置いているとは限りません。英語力は当然であって、プラスα何がPRポイントなのかを問われるケースが多いです。
面接官は就職志望者が英語に堪能かどうか、話せば2~3分で判別できるでしょう。
それよりも、「物の見方や考え方がどうなのか?」「問題の本質を見抜き、どう解決していくのか」
この視点を持ち合せた又は、育成すれば使い物になる人材かどうか?
見抜こうと面接を繰り返すのです。

2)自分の考えを英語で言い表す工夫
強い英語力があれば就職に強いのは傾向として否定しません。しかし、国語力(日本語力)が高い必要性も感じます。
帰国子女の経験があり、長期に渡って海外生活を送ってきた志望者がいます。
英語力はネイティブと変わらないのですが、話の組み立て方に違和感を覚えることがあります。
日本人面接官にプレゼンテーション(面接)をするのであれば、日本語の組み立ても工夫する必要があります。

3)グループディスカッションの注意点~できるからこそ協調性を
英語力の高い志望者に多いのですが、グループディスカッションで自己主張が強すぎるが方は採用されないでしょう。
ディスカッションは意見を活発に出し合い、グループとしての意見にまとめる作業です。このプロセスでは、協調性が試されています。
入社後に、我が強くてチーム業務に支障があるようでは採用したくないですよね。
まとめ

就職につよい英語力として「弱い英語力・強い英語力」を説明してきましたがいかがでしたか?
多くの日本企業では、バランス感覚のある人材を求めているのは変わらない状況です。
「英語力が高い=即採用」とはならない現実があります。それは、英語力が必要なら、英語通訳をスポット的に採用すれば事足りるからです。
「就職に強い英語力」を武器にするなら、学ぶためにどのような実体験をして、
その経験を入社後どのように活かせるのか。
将来性や可能性のある人材であることをPRした方が、志望企業への内定に近づくでしょう。