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就職に有利になるというインターンっていったいなんなの?

就職活動を開始しようと思っている方々はその気持ちがいつ芽生えるかは人によって大きく異なると思います。特に意識が高い人たちはインター湿布制度といったものを利用して将来を模索している人もいるでしょう。そこで、今回はこのインターンとは何かをお話します。

 

■就職が有利になるインターンシップって何?

 

学生さんなら間違いなく効いたことがある言葉が「インターンシップ制度」です。しかし、言葉を聞いたことはあったとしても、どのようなものなのか具体的に説明できる人は少ないと思います。この言葉はウィキペディアにも記載してあり「学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度」とわかりやすく説明してくれております。

 

つまり、学生さんが企業で研修生としちょっとした期間働いて、自分がこの仕事に向いているのかどうかを判断してもらう制度と思ってもらっていいでしょう。時期は大学本科生では3年次の夏・春の長期休暇中が多いので、早い人では3年生になる前に就職を意識してインターンシップ制度を利用する方がいるということです。

 

最近ではこのインターンを推奨している大学が多く、一説には7割以上が単位認定して学生さんを後押ししているという情報もあります。企業もこの学生の努力に呼応するように受け入れ態勢を整えているところが増えてきているので、10年後くらいにはインターンシップ制度を利用しない学生は遅れているとすら言われてしまうかもしれません。

 

■インターンシップの意味について

 

インターンシップ制度を利用しようと考えた方々は、あくまで職業体験が基本なので、無報酬です。ある程度の拘束時間があるのに無報酬ということで毛嫌いする人もたくさんいます。時間は有限なのでただ働きすることに抵抗を抱く方が非常に多いのです。筆者も学生の頃は「インターンシップを利用するぐらいならバイトしてお金溜めたほうがいい」という考えを持つ友人につき合わされていろんなところに行く羽目になりました。

 

最近ではインターンシップ制度でも給料をもらえるところもあるようですが、無報酬のところもまだまだあるので、その部分が引っかかっている人はまずチェックしてみるといいでしょう。

 

ただし、人を育てるというのは非常に大変でインターンシップ制度で来た学生さんに生産性を求めていない会社も多いのが実状です。社会人一年目でも生産性は低いので当たり前のことですが、学生で生産性が出るわけがないんですよね。中には、生産性を少しでも得ようと考えてアルバイトと同じような単純労働を押し付けられることもあります。

 

しかし、社員に近い仕事を経験できることや、就職のイメージが具体的になりやすく、その会社に就職したいのなら確実にプラスに働くといった面もあるので、メリットとデメリットをよく考えて実行するかどうかを決めましょう。

 

■就職においてインターンシップはやはり有利

 

就職においてインターンシップ制度を利用したことがある方は、間違いなく就職に有利に働きます。仮にインターンでと全く関係のない仕事に進むことになった人でも、選ばなかった理由を手に入れているので無駄ではないのです。