応援ナースという言葉を聞いたことがあるでしょうか。6カ月以上の継続勤務が基本で、北海道や沖縄、離島などに実際に住んで勤務する働き方です。そのため引っ越しが必要であり、引っ越し代やその間の住まいについても手配してもらうことができます。
その特徴として高収入であることが挙げられます。月収は40万以上がほとんどで、引っ越し代や家賃などの保証もあるとなれば、やってみたい方もおられるのではないでしょうか。
これだけ聞けばメリットだらけのように思えますが、つまりはそこまでしても人材が欲しいということです。「応援」ナースという言葉通り、人手が足り ていない現場での勤務となるため、業務内容は多いと予想されます。また過疎というだけでなく、何かしらの理由で人が足りていないわけですから、その理由次 第ではとても過酷な勤務条件になるかもしれません。事前にしっかりどんな場所でどんな業務をするのかは調べておく必要があります。
また勤務地まで引っ越す必要があるため、家庭をもつ方にとってはなかなか難しい働き方です。
応援ナースの勤務場所はほとんどが入院設備のある病院での病棟勤務です。もちろん夜勤もありです。病棟勤務となれば仕事内容は想像しや すいですが、人手不足という点を考えると忙しさは覚悟しなければならないでしょう。病院側としても即戦力として期待しているため、ある程度の経験があるほ うが好まれます。自分に合った職場であれば契約更新して継続して働くことができますが、もし続けるのがしんどい場合でも6か月という期限があることで頑張 れるようです。
応援ナースとして働いているのは、その性質上20代の独身者が多いようです。新たな場所で心機一転したい人にとってはぴったりかもしれません。
移住先の環境が自分に合えば、プライベートの充実も図れるかもしれません。沖縄や離島などであれば海もきれいでしょうし、休日はダイビングなんての もいいかもしれません。新天地での出会いも人間関係を豊かにするよい機会となるでしょう。ただ土地によっては交通の便が悪かったり、いろいろな施設が整っ ていなかったり、もしくはないなどの状況もあるでしょう。自分の性格やライフスタイルにあった勤務地であればよいですが、何にせよそれだけのバイタリティ は必要となるので、やはり若い方におすすめかもしれません。
応援ナースに興味を持たれたなら、一度派遣会社に求人の有無を確認してみましょう。