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日本球界で発生する呪い!?

■投手なら絶対に避けたい呪い「負け運」

日本の野球というのは色々と歴史があるものですので、様々なうわさの類があるのですが、その中には今でも影響が出ているものもあるのです。それが「負け運」です。わかりやすく解説すると、チームは好調で打率も高い状態なのに、とある投手が投げる時だけ全く打たなくなるとか、守備の名手がエラーを連発するとか、勝ち星がついている状況で後に託すと必ず打たれるといったものになっております。

もっとかみ砕いて説明すると、本人がいくら良いピッチングをしても全く勝てなくなるということです。本人がいいピッチングをしているだけに本当にかわいそうであり、成績に○勝○敗の勝利数が全く伸びない状態が続いてしまうのです。

このような投手の特徴は、防御率は圧倒的に優秀なのに、なぜか勝ち星が全く伸びていない状態に陥ってしまいます。成績的にも不自然な状態になっているので自然と目につくことでしょう。

稀に、その投手が降板した後にチームに得点が入ることもあるので、多くのファンはその投手に対して「今シーズンは本当についていない」という印象を抱くようになってしまいます。

■2015年と2016年でひどかった投手は

この負け運の呪いにかかってしまった人は本人からすればどうしようもない状況なので、改善することができずにひたすら苦しめられるようになってしまいます。

この呪いが酷かった人は2015年と2016年の成績を見ると巨人の菅野智之投手となっております。他の選手と成績を見比べると本当にかわいそうになるぐらい負け運気質となっておりました。彼の登板するときは野手は決まり事でもあるかのように全く打たなくなるので、見ているファンの方は非常にやきもきしたでしょう。

どれだけ味方から援護されていないのかを調べるには「援護率」という「「投手が9イニング投げた時にとってくれる点数」を表したものを見れば一目瞭然です。これは公式記録ではないので、探してもなかなか出てこないかもしれませんが、ネット上には様々なデータが記載されているので見つけることはできるはずです。

反対に勝ち運があると言われている投手と比べてみたところ倍の開きがあったので、どれだけ援護に恵まれていないのかが解ってくることでしょう。最優秀防御率や最多奪三振を記録した投手が二桁勝利を逃すというのはなかなかにあり得ない光景です。

一部のファンからは「セリーグなんだから自分でホームラン打てば問題ない」とか「味方の援護を期待すること自体が間違っている」とか「1点も援護してもらったら勝たないとNG」などという、本気かどうかもわからない言葉を投げつけられており、ネット上でも荒れに荒れました。

■負け運と勝ち運の差はなんのかは不明

チームから大量に援護をもらえるような人と、全く援護をもらえない人の差ははっきり言って分かりません。いったいどうしてこのような不思議なことが起きるのでしょうか。2017シーズンもこのような摩訶不思議なことが起こってしまうかもしれません。