「生命保険」と一言で言っても、幅広くたくさんの種類があります。
入院に備える保険も、死亡に備える保険も老後に備える保険も全て生命保険です。
今回は保険について比較し、生命保険の必要性を検討します
生命保険は大きく3つに分けられます。
生命保険の種類と主な代表的なものは下記になります。
死亡保険と医療保険、この二つの大きな違としては
死亡保険は「死亡に関する保障」であり
医療保険は「入院や手術に関する保障」という事です。
下記にて二つの医療保険の特徴の紹介と比較になります。
死亡保険
万一の時に保険金を受け取れる保険です。
保障が一生続く「終身」、一定期間の「定期」があります。
また、「特約」と呼ばれるオプションを付与する事が出来ます。
医療保険
病気やケガなどで入院・手術をした際に保険金を受け取れる保険です。
定期と終身があり、定期保険は保険料が安く、終身保険は保険料が割高です。
こちらも「特約」と呼ばれるオプションを付与でき、その内容は多岐にわたります。
受取人
死亡保険の受取人は加入者の家族となり、医療保険の受取人は加入者本人です。
生命保険に入るべき人
加入するべき人は大きく分けて3種です。
将来必要な資金が準備できない
必要なお金の準備が出来ていない場合はは生命保険が必要になるでしょう。
ご自身にどれだけの保障が必要かを考える所から始めましょう。
保険料は月々数千円で済む場合もあります。
子どもがいる
子どもが小学校~大学まで進学する際の教育は平均1283万円かかると言われています。
全部と言わずとも、その一部を生命保険で文字通りの保険をかけておくのが現実的です。
参考:文部科学省 平成28年度子供の学習費調査
将来が不安
「生命保険はお守り」と呼ばれる事もあり、将来に絶対の安心を持っていない方は入るべきです。万一の時の為に安心出来る保険に加入しましょう。
生命保険に入らない人
こちらもパターンあります。
将来必要な資金が準備できている
将来必要な資金準備が終わっている人、必要無い人は加入する必要はありません。
それでも不安が残る方は必要な保険に加入されてください。
万一の時に困らない
上記と同じ様に、もしもの時に困らない方、あるいは会社の福利厚生に手厚い保障がある場合、親族に頼れる場合は必要無いでしょう。
ですが将来的に何らかの問題が起こる場合のリスクもあります。1度検討しておく位は必要になるでしょう。
保険が嫌い
その場合無理をして加入する必要は無いでしょう。
ただし、加入したくない理由と生命保険に加入する事でのメリットを比較検討してから決断しましょう。
どちらも個別に入ると効果的
死亡保険と医療保険は個別に入ると効率がいいです。
その理由は2つ存在します。
単体で二つの保険に加入する
単体での加入はメリットです。
主契約である保険になんらかの特約を付与した場合、主契約の解約と共に特約も解約されます。
生命保険は長期契約が前提となります、もしも経済状況が変わった時でも医療・死亡保険を単体で契約していると片方の解約や片方の維持が選べます。
好条件の別会社の保険選択
各会社で特色のある保険が多数取り扱われています。
二つの保険を最も良い条件で用意する事もできますから、別会社の保険を組み合わせる事により、自分にあったより厚い保障を用意できます。
総括
重要な事は将来必要な資金を検討し、その資金準備の手段の一つとして生命保険を利用する事です。