Home>金融・投資・保険>生命保険の必要性は?
金融・投資・保険

生命保険の必要性は?

生命保険へ加入した方々の中には「よく分からないけど無いと困りそうだから」加入した人や、なんとなく勧められて加入した人もいるかと思われます。

今回は必要最低限となる生命保険、そして生命保険の必要性についてお話しします。

生命保険加入の目的・必要性

下記の実態調査にて、主な目的は「医療費や入院費のため(57.1%)」「万一のときの家族の生活保障のため(49.5%)」という結果が出ています。

ここではもしもの為に保障を用意する事、保険加入のメリット/デメリットについてお話しします。

参考:平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」

万一の為に保障の準備

生命保険に加入する目的は上記の通りですが、なんとなく加入しただけの人は必要な保障が整っていない場合があります。

自分や家族に必要な保障は何か、いくらか。必要保障額を理解しておく必要があります。

必要保証額という考え方

これは今の生活維持に必要な資金の合計の事をさし、保険加入の際はその額をカバー出来るプランニングが必要となります。

もしも入院した際どれだけ必要か万一の場合どれだけ資金を残せばいいのか、いつまで必要なのかを考えます。

生命保険加入のメリット・デメリット

メリット

主な2つです。

保険に加入する事で万一の場合に備えられます。

自分、そしてご家族の生活を守る為の資金を残せます。

将来必要となる資金を受け取れる

生命保険へ加入する事でもしも場合に必要になる資金を受け取れます。

相続の対象にならない保険金で受け取れますから、資金を渡したい相手を指定でき、相続問題などの問題に発展しません。

デメリット

主なデメリットは3つです。

保険料

未加入であれば出費は0円ですが、加入すると年間数万円以上は保険による出費となります。

来ないかもしれない万一に対してお金を払う事をデメリットと捉える方もいます。

掛け捨てになる場合

保険解約時にお金が戻らず掛け捨てになる場合もあります。

保険金を受け取れない場合

期間中ずっと健康である場合や怪我も入院もない場合、保険金を受け取れません。

何事もない事は喜ばしい事ですが、払うだけ払ってリターンがない事は考え方によってはデメリットです。

生命保険の種類

必要・不要な保険

生命保険は多種多様ですが、個人個人で必要・不要な保険が存在します。

次に生命保険の種類と必要・不要な保険についてお話しします。

生命保険の種類

大きく分けると3種類と2つの保険期間があります。

ご自身が生命保険に加入する必要性があるのかどうか、何が必要かを考えられるようになります。

死亡保険

万一の場合に保険金が支払われます。

保険料は解約時にお金が戻ってくる場合、戻ってこない場合の保険で変わってきます。

医療保険

病気、ケガで入院手術となった場合に、その状態に合わせた給付金が支払われます。

貯蓄性の高い保険

満期時に払った保険料よりも多くの解約返戻金を受け取れます。

途中解約した場合、支払った保険料よりも少ない解約返戻金となります。

必要な保険

自分のニーズに合った保険です。

生命保険へ加入する最大のメリットは今の生活を維持するためでしょう。

不要な保険

不要と考えられる保険は2つあります。

自分に合わない保険

現在必要だと思う部分をカバーできない保険は不要と言えます。

早めに見直しましょう。

よく分からない保険

内容を理解出来て居ない保険は上記の場合同様に、必要な項目をカバー出来て居ない可能性があるので見直しが必要です。

最低限入っておくべき保険

保険の必要性をお話ししましたが、定期死亡保険と終身医療保険には最低限入っておくべきでしょう。

そして足りない部分は定期保険で補う形と効率が良いです。

人それぞれになりますが、、生命保険を選ぶ基準は主に3つあります。

定期死亡保険

最も重要なのは、「万一の時の資金を用意出来るか」です。

万一のサポートが出来るなら、支払うお金は少ない方が良いのが加入者の心理でしょう。現在、定期死亡保険が保険料が安く、その中でも更に安いのが収入保障保険です。

収入保障保険

契約時に決定した金額を毎月受け取る形態の死亡保険となります。

毎月の受取・一時金で受け取る事も出来ます。

保障は毎年減るので、どの程度かは会社によりますが、定期死亡保険と比較して安い保険料設定です。

終身医療保険

保障が一生続き、保険料が変化しない医療保険です。

医療保険選びの際、自分の一生に必要となる医療保険が一日あたりどれくらいかを考えます。

生命保険の加入時期

最適なのは、「保険に入ろう」と思い立った時です。

生命保険は健康でなければ加入出来ません、健康なうちに諸々準備を終えられるのが最適です。

その他、人生の転換期である結婚・転職などの時期に加入・見直しすると良いでしょう。

総括

加入目的・保障内容をしっかりと理解して生命保険に加入しておくと、自身とご家族の生活をしっかりと守ってくれます。万一に備えてください。