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社会人と学生のギャップを感じる瞬間について その1

社会人と学生は大きな差があるものですが、その中でも社会人になることで大きく「学生とは違いすぎる…」と感じる瞬間があります。このギャップが大きすぎると、心の中にずっしりと重いものが乗っかってくるのです。今回は「社会人と学生のギャップを感じる瞬間について その1」として、多くの社会人が感じているギャップについて解説いたします。

■時間が全く足りないのが辛い

社会人になると絶対に感じるのが時間が足りないという部分でしょう。仕事にもよりますが、基本的に朝から夜まで拘束されますし、休日出勤もよくあるものなので、自分の時間が全く作れなくなります。

特につらいところでは、休日も会社の行事に拘束されるようになりますのでプライベートの時間がほとんど作れなくなり、ストレスが異常なまでに増えていってしまうのです。

現代日本はブラック企業が全く減っておらず、残業時間が100時間を超えることは今でも非常にたくさんあるので、そのような会社に勤めている人ほど時間が足りないと感じてしまうことでしょう。

大抵この手の話になると「仕事は効率よくこなせる人間ができる人間なので与えられた時間内で仕事を上手に終わらすことが出来ない人間は社会人失格」とか「仕事は時間ではなく質だから仕事量が多いと感じて時間ばかりかかる人は甘えている」という意見が出てくるのですが、残業している側からすると好きで残業している人は少ないと思います。

現代社会では人件費をできる限り削減したいという考えがものすごく強いので、無駄に残業をしている人間は経費がかさむと考えられて低評価になってしまうことが多くなっているのです。こうなると稀に負のスパイラルにはまってしまうことがあります。つまり、仕事量が多いと感じ残業がひたすら増える→残業が多すぎると周りの人は判断し、効率が悪い人間だと捉えられて評価が一気に下がる→ボーナスなどの差がはっきり出る→やる気がなくなる→仕事に対しての熱意が無いのでだらだらやる時間が増えて残業が…という図式です。

■プライベートの時間がとれないのは辛い

もちろん、だらだら仕事をして残業を増やすのも問題だとは思いますが、残業が増えすぎるとプライベートの時間がほとんどなくなるようになるので、ストレスが溜まりやすくなります。働く目的がお金のみの人にとって、大量に残業できることはうれしいでしょうが、ある程度稼げればよいと考えるタイプの人の場合はやる気が一気に低下します。

例えば、どうしても行きたいライブがあるとか、どうしても欲しい商品があるから発売日に並びたいとかいろんなプライベートの予定があったとしても、仕事が圧倒的に多いと休日出勤で引っ張られるようになりますし、有休も全くとれません。

こうなると苦痛をひたすら感じるようになるので、社会人は時間が足りないとか、プライベートの時間がないのは辛いと考えるようになります。このように追い詰められるようになると「学生の頃はよかった」とか「あの頃は楽しかった」と考えるようになりますので、ギャップによる辛さで苦しむことになってしまうのです。