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結局コラーゲンは意味がないのか

一時期大ブームとなったコラーゲンですが、インターネット上では意味がないとかサプリメントも信用してはいけないという声が大量にあり、信用してよいのか微妙な状態が続いております。そこで、2017年4月現在でこのコラーゲンの扱いがどうなっているのかを調べてみました。

 

■ただのコラーゲンでは意味がない

 

コラーゲンは結局はタンパク質の一つなので、消化吸収の段階でアミノ酸やペプチドに分解されてしまうのです。このことから、コラーゲンを口から摂取してもバラバラになってしまうので結局は意味がないと多くの方が解説しております。この意見は100%その通りだと思いますし、体内でバラバラになったコラーゲンが再生成されるとは思えません。

 

しかし、体内でコラーゲンを作るのに使われるヒドロキシプロリンを摂取することは意味があることが判明しているので、一部のコラーゲン商品なら意味があるということが判明しているのです。コラーゲンをつくるために必要な物質であるヒドロキシプロリンが効率よく吸収できるコラーゲン、これは低分子コラーゲンペプチドを使用したコラーゲン製品となっているので、今売られているコラーゲン系のサプリメントはほぼ低分子コラーゲンペプチドを使用したコラーゲン製品になっているはずです。

 

つまり、コラーゲンは意味がないという説は真実ではありましたが、それは高分子コラーゲンペプチドを多く含む食材やサプリメントのことで、低分子コラーゲンペプチドを使用しているものは効果があると考えられているということになります。

 

■低分子コラーゲンペプチドは効果がある

 

ペプチドとはタンパク質の分子量を小さくした状態にあるものなので、コラーゲンペプチドとは小さくなって吸収効率が上昇したコラーゲンとなっております。実際に人実験も行っており、その結果は肌の角質の水分量上昇がみられました。この実験は2009年に行われたものですが、その後も研究は続けられ2014年にはシワ改善効果があったことも証明されたのです。

 

■一度は否定されたが、持ち直したのがコラーゲン

 

一度はいろんな方々に否定されたコラーゲンではありますが、より効果的なものが判明したことで、それを有効活用した商品が大量に発生しております。本当かどうかの見極めは難しいものではありますが、こちらのコラーゲンのほうが理系脳の人間からでも納得できるものでもありますので、信用度は高いのではないでしょうか。

 

理系の知識がある人達はコラーゲンが流行っていた時代にアミノ酸に分解されるから意味がないとすぐに忠告を出していたので、それは間違いなく正解ではありましたが、このように改良品が用意されるようになったことで信用度が増すようになりました。

 

理系脳の方でも現在のコラーゲンはある程度理論的に納得できるものではありますので、昔よりは信憑性のあるものと言えると思います。はげの人が髪の毛を食べてもはげは治らないという理論と一緒で、コラーゲンを摂取しても肌のコラーゲンにはならないと言われていましたが、ペプチドならコラーゲンに良い作用があるのでこの説も覆せるようになったのでしょう。