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違法アップロード関連の逮捕者はいるの?

■違法になる基準について

YouTube等の動画投稿サイトにおいて絶対にやってはいけないことが違法アップロードです。今のところ見るだけなら問題ないのですが、その動画をダウンロードすることもアップロードをした人と同じく違法となってしまいます。

動画ファイルの一部が自動的にパソコンにダウンロードされているプログレッシブダウンロードという機能があるのですが、ストリーミング配信の際にこのダウンロードが行われるのでこれも違法になるという説があります。今のところはその程度のダウンロードでは明確な証拠として扱うことはできないと言われているので見るだけで逮捕されることは無いようです。

そのため、基本は音楽や映画やテレビ番組を勝手にアップロードすることと、それらをダウンロードすること、並びにコピー品を売るという行為に出ることが違法となります。

■知らないで見ても逮捕は「今は」されない

しかし、ネット上には無料で音源や映像を公開している人も大量にいるので、今の時代は違法に挙げられている動画や音楽なのか、それとも製作者側が挙げているものなのか見ている側はわからないということが非常に多いと思います。

そのような状況でうっかり知らないで違法動画を見てしまうと逮捕されてしまうと心配していると思いますが、そのようなことはありませんので気を楽にしましょう。

将来的に法律が変わって違法にアップロードされた動画を見ただけで何らかの罪の摂られる時代が来てしまうかもしれませんが、現代日本ではそこまで法規制が進んでいるわけではないので安心してください。

■違法アップロード関連の逮捕者は?

違法アップロード関連の逮捕者というのは実は出ているのです。例えば、2016年の2月に著作権のある音楽や映画を無許可でファイル共有ソフトにアップロードしたとして、県生活安全企画課などが著作権法違反で容疑者を逮捕しています。

このように違法アップロードをした人側の逮捕者は出ているようですが、違法ダウンロードをしている側の逮捕者は噂レベルではかなり流れていますが、具体的に実名が表記されるレベルでは見つけられませんでした。

実際に違法にダウンロードしていたとしても、ダウンロードファイルを削除してしまえば違法データに関する情報は途切れてしまいます。パソコンのプロフェッショナルならばデータ復元させてしまうことも可能なのですが、そのダウンロードファイルが「違法でアップロードされているとは知らなかった」という話になってしまうと故意に関する証拠は集めるのが難しくなるので、違法ダウンロードの逮捕は色々と難しいと言われております。

仮に、逮捕される人が出た場合は違法にダウンロードをした量がそれこそ数百ギガといったものすごいデータ量になっているような人ではないでしょうか。この場合は悪質と見なされて逮捕される可能性があると思います。