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0カ月から6か月の赤ちゃんにおすすめの絵本

絵本の読み聞かせには胎教にも良いと言われるほど、早くから始めて悪いことはありません。
読み聞かせをするときには、読み手のひざに子どもを座らせてするやり方が効果的だと言われています。落ち着きのある子に育つというデータも出ています。
実際に0歳児の赤ちゃんは話すことができません。では、どんな絵本が0歳児にとって効果的で楽しめるのかまとめました。

〇 ねんねの時期
 1カ月頃になると、お母さんも少しずつ生活リズムが慣れてきますので、少しずつ絵本の読み聞かせを始めましょう。もちろんこの頃の赤ちゃんは言葉の意味がわかりません。なので、この頃は音を楽しむということが大切です。
 赤ちゃんはお腹にいるころから聴力が発達しています。赤ちゃんを見ている限りでは、ぼーっとしているようにしか見えない時期ですが、しっかりお母さんの声は聞こえています。そんな時期にぴったりな絵本はこれです。

◆じゃあじゃあびりびり 作・絵:まついのりこ 出版社:偕成社
この絵本は表紙が赤く、真ん中に白い丸がありその中に蛇口の絵が書かれています。赤ちゃんにとって生まれたばかりのときには、黒白、グレーのモノクロのみだったのが赤色は最初に認識できる色なのです。なので、最初に始める絵本に表紙もぴったりなのです。
「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」など日常で聞くことのできる音がたくさん詰まった絵本になっています。
 
 
〇 3カ月頃からの時期
 この頃になると首が座ってくる子も多くなってきます。そして視力も発達してくるので、色や形の変化に興味がわいてきます。3~5カ月になると、少しずつものや色を認識できるようになるので、「まる」の形や「赤色」には特に興味をもちます。

◆ごぶごぶ ごぼごぼ 作:駒形克己  出版社:福音館書店
この絵本に登場するものは、小さな丸や大きな丸です。鮮やかな背景にも注目できます。「ぷーん」や「ごぶごぶ」などの不思議なリズムの言葉たちは赤ちゃんが大喜びします。大人にとっては不思議な音や絵が赤ちゃんの脳では、この絵本の流れを変化と感じています。読み聞かせをするときには、音の間なども変えてみて読んでみると良いかもしれません。

〇 6カ月頃からの時期
 この頃になると赤ちゃんも寝ているだけの時間は少なくなります。寝返りをうったり、お座りができるようになったり、大きく成長する時期です。同時に赤ちゃんは好奇心が今まで以上に高まる時期でもあります。なので、絵本で笑顔が見られることも多くなってくるでしょう。

◆いない いない ばあ 文:松谷みよ子 絵:瀬川康男 出版社:童心社
1967年に発売されてから多くのママや赤ちゃんに愛されている絵本です。市や町からファストブックとして贈られるところもあるそうです。
これはタイトル通り、動物たちがいないいないばあをするお話です。パージをめくればおめめぱっちりの動物たちのお顔が見ることができます。最後はのんちゃんという小さな女の子。この最後にわが子に名前を置き換えて読んでみるのも良いですね。

赤ちゃんにとって、ママとのスキンシップは睡眠と同じくらい大切です。絵本を通して、お顔をくっつけてみたり、おててをぎゅっとしてみたり。そんな時間は赤ちゃんにとって幸せな時間になります。読み聞かせの時間を楽しんで、赤ちゃんと穏やかな気持ちで過ごしましょう。