マイナンバー制度が始まり、実際に何が変わったのか、自分の仕事に影響はあるのかはとても気になるところです。ましてや、副業として派遣の仕事をすることになれば、税金のことなどとても気になりますよね。知っているようで知らないマイナンバーについて紹介していきます。
〇マイナンバーって何？
マイナンバー制度が始まることで、今まで必要な書類が簡単に手に入れることができるようになるというイメージがある人は多いと思います。これは ニュースでもよく取り上げられていました。実際にそうなのです。マイナンバー制度が始まったことで、大きく３つのメリットがあります。
◆行政の効率化
行政の仕事は私たちが思っている以上に情報うは膨大でとても時間と労力が必要な内容の仕事が多くあります。このマイナンバーが全国民に発行されたことにより、照合や転記、入力といった手間を省くことができるようになりました。
◆国民の利便性の向上
マイナンバーの発行により、今まで書類を取得するのに役所へ行かなければならなかったものがマイナンバーカードでコンビニエンスストアでも発行ができるようになったり、行政の手続きが簡素化されたりと、面倒くさい手間や時間の短縮を実現しました。
◆公平・公正な社会の実現
不正な給付を防止することができるので、本当に生活が困難な人への支援を行うことができます。
〇マイナンバーを使う場面
マイナンバーを提示するときっていつなのか、実際にはあまり使っていない人も多いのかもしれません。これから仕事を始める人、始めようとしている人 はマイナンバーの提示が必要になってくることを覚えておきましょう。源泉徴収票を作成するとき、健康保険や雇用保険、ほかに年金手続きをするときにも勤務 先では必要になってきます。ほかにも子育て世代にはとても大事な児童手当の申請にもマイナンバーは必要になってきます。
〇副業をするときにマイナンバーが導入されたことで変わること
結論から言うと、変わることはありません。しかし、今まで確定申告をしていなかった人は少し注意が必要になってきます。マイナンバーは一人に対して一つなので替わりはいません。なので、正しい申告が必要になってきます。
例えば、ダブルワーク禁止の職業に就いているとします。そんな勤務先には副業をしていることがばれたらたいへんなことになりますよね。そんなときに は、普通徴収にすることで自分で役所に税金を支払いにいくという方法があります。少し手間がかかりますが、本業にばれる可能性はかなり低くなります。税金 を支払うわけですから、違法行為ではありません。
マイナンバーが始まったメリットは多くありますし、仕事を始めるのに大きく変わることはありません。正しい申告をすれば今までと何ら変わることはありませんよ。
