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30歳で看護師になってスキルを磨くAさん

結婚してから看護学校に通い始めたAさんは、30歳で看護師になります。スタートが遅かったAさんは、その遅れを取り戻そうと頑張っていましたが、半年後には介護問題が発生し退職します。しかし、いつかはもう一度やり直そうと機会を待っていました。

Aさんのプロフィール

・看護師歴_12年
・看護師になる前_看護専門学校
・転職回数_6回
・現在_介護老人保健施設
・前歴_大学病院(小児科)、総合病院(不妊外来・整形外科・呼吸器内科)、保育園、療養型病院(地域包括病棟)、介護老人保健施設
・資格_准看護師、正看護師

就職して半年後で義父の介護のために退職

30歳で看護師になったAさんは、看護学校の実習先でもあった大学病院に就職しました。FISH哲学を初めて導入した病院で、Aさんも すぐに職場の環境に馴染め、ここでスキルを磨いて成長できると嬉しく感じていたそうです。そんな時、義父が脳梗塞で倒れます。就職して半年後の出来事で す。

義母が介護をしていましたが、嫁としての責任を果たすべきと考え、病院を退職します。夫は、「せっかく有名な病院に就職できたのに」とあきれていた ようですが、Aさんは3ヶ月の新人教育がとても勉強になり、充実感を得ていたようです。そのため、義父が元気になってから、また一からスタートしたいと 思っていました。

不妊治療の最前線で女性の気持ちに寄り添った看護をする
義父は、幸いにも回復が早く、Aさんは退職してから数ヶ月で不妊治療の有名な病院に転職します。知名度のある病院なので、外来予約だけで常に数百人もいて、多忙な時間を過ごしたそうです。

病院に訪れる患者さんはとても切実で、業務ではあえてお話は控えて接しました。Aさんは流産を何度か経験し、不妊で悩む患者さんの気持ちも分かっていたようです。流産はとてもつらいですが、Aさんはあえて治療はしなかったそうです。