株投資について、ネットを中心に射幸心を煽る記事が溢れています。
「胡散臭い、破産」そんなイメージも強いでしょう。
今回は株投資の為の手順、資産形成をするコツをお話しします。
1 理解しておくべき事
1.1 「短期間で大儲け」は稀。
こういったワードもよく見かけますが、それはごく稀なことです。
大儲けにはリスクがつきものです、一歩間違えれば破産の道が開けてしまいます。
仕組みを理解し、豊富な経験とリスクコントロール術を持った方だけが挑戦すべき手法と言う事を刻み込みましょう。
1.2 守るべき2つの掟
株の始めた理由、時期、目的は人それぞれですが、下記の二項目は必ず守りましょう。
投資において最も避けるべきは、「大損をからの株式投資続行不可」です。
大損回避のために守るべきは
・現物株の投資に徹する
・予算に上限を設定して少額から始める
この2つです。これを徹底しましょう。
まずは小さな金額で経験を積むことを目的とした取引からはじめ、仕組みや自分なりの損切りルールを決めていきましょう。
これを守れれば即座に大損破産、だなんて事にはなりません。まずは実践を通じてノウハウを蓄積しましょう。
2 株を始めるまでの流れ
2.1 資金の準備
現在では5万円の資金で企業の株式に投資が可能です。
お馴染みの会社を挙げると、ヤフー、みずほフィナンシャル・グループなどがあります。
株を始める為には証券口座が必要です。
この口座は、投資資金の保管場所、購入株・有価証券の保管場所です。
ネット証券の場合は開設・維持管理は無料です。
ネット証券ならばインターネット上から、申し込み手続きをし、所要時間は5~10分程。
口座開設完了までは3~7営業日程です。
特別厳しい審査も無く、気軽に口座開設が可能です。
口座開設の流れ
ネット証券公式Webサイトで「口座開設」を選び。指示にそって必要事項を入力し、各種規定を読み、本人確認書類提出で手続き完了です。
最近はスマホから口座開設する方も多く、その半数がPCではなくスマホからという会社もあるそうですよ。
3 株を買う
3.1 どの株を買うか決める
銘柄選びの5工程
銘柄選びに正解はありません。筆者並びに編集部のメンバーが「具体的に流れを示すなら」とという方法を記述しますが、方法は人それぞれです。
自分にあった方法を選びましょう。
1 身近なお店や商品に着目
最初は身近な所探すのがおすすめです。新製品、気になるお店・サービス等を考えてみてください。
自分の実感を根幹に考えてみるのです。
2 会社の概要を掴む
気になる会社を見つけたら次に数字を見てみましょう。
会社の規模
儲かっているか
効率的に儲かっているか
借入について
この辺りを抑えておきましょう。
3 展望
ここが一番大切です。
会社四季報や日経会社情報には2年先の業績予想が掲載されています。
ただ、あくまで「予想です」予言ではない事を覚えておきましょう。
注目会社の、注目商品・サービスが普及した際に売上高や利益の水準がどう変わるかをイメージしましょう。
4 株価チェック
予算に合う株なのかの確認をしましょう。
5 投資判断
最後に投資の判断をしましょう。
4 初心者おすすめのネット証券
4.1 会社選びについて
「初心者」のネット証券選びについては以下3点を意識すると良いでしょう。
1.少額取引で「そこそこ」安い手数料
2.金融商品の品揃えの充実度
3.投資情報の充実度
以上です。
どんな世界であっても、最初は自らが持つ適性や本当にすべきことが見えない事があるでしょう。
それはこれから積み上げる知識、経験が増えると共に価値観や世界が変わる可能性でもあります。
すなわち、初心者でも取り組みやすラインナップが充実、知識を付けるサポートがある環境が重要です。
そして、最初は取引頻度はそう多く無いですから、手数料は「そこそこ」安いくらいが丁度良いでしょう。
4.2 お薦めのネット証券
先ほどのお薦めポイントを中心として、初心者にお勧めの3社上げさせていただきますと。
ネット証券No.1のSBI証券
投資情報の充実度が素晴らしい楽天証券
オンラインセミナーが圧倒的な充実を誇るマネックス証券
この3つです。
次に、株式投資を触って試してみたい。そんな方に是非触れて頂きたいのがフォリオのテーマ投資です。
・フォリオのテーマ投資の特徴
企業ではなく「テーマ」に投資
有望企業10社に分散投資
10万円から投資できる
興味のある方は是非触れてみて下さい。
5 総括
ここまで読んで頂きありがとうございました。
一番最初に申し上げた様に、「短期間で大儲け」は稀です。
ですが、「大負け」を防ぎ、経験重ねる事でスキルを磨けば資産形成は容易になっていきます。
これから挑戦される皆様が記事を参考にして「リスクを回避し可能性を選び続ける事」について、1度深く考えるきっかけになれば幸いです。