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SEO対策に有利なのはどっち?サブドメインとサブディレクトリの違いと特徴

皆さん、こんにちは。

新たにウェブサイトやブログサイトなどを開設するときに、サブのページを「サブドメイン」とするか「サブディレクトリ」とするか悩む方も多いのではないでしょうか?

特にSEOが気になる方だとどちらの方が有利に働くかなおさら気になりますよね?

今回のテーマは、「サブドメイン」と「サブディレクトリ」それぞれの特徴と、どちらがSEO対策に有利なのかという点についてご紹介したいと思います。

◆そもそもサブドメインやサブディレクトリって何?

サブドメインとは、「http://abc.com/」を本体(ルートドメイン)とした場合、「http://sub.abc.com/」の”sub”の部分をルートドメインに対するサブドメインと呼んでいます。
一方「http://abc.com/sub/」の”/sub/”の部分はサブディレクトリと呼んでいます。

◆サブドメインとサブディレクトリって何が違うの?

サブドメインは「http://○○.abc.com/」
となり捉え方としては「分家」

サブディレクトリは「http://abc.com/○○/」
となり捉え方としては「(同じ屋根の下の)別の部屋」

というように捉えておくとわかりやすいのではないでしょうか。

◆使い道の違いについて

・新規サイトのテーマが、既存サイトと違うなら「サブドメイン」

例えばあなたのサイトがメディアサイトの運営をおこなっているとします。
既存のサイトで「士業」関連のサイトがあったとして、新規サイトを「飲食」関連のサイトにしたければ、「士業」と「飲食店」ではテーマがまるきり違いますよね?
その場合は、「同じ会社」だけど「テーマは別々」であるためサブドメインで作った方が運営がしやすいです。

・既存サイトと関連したテーマのサイトを新規で立ち上げたいなら「サブディレクトリ」
例えばあなたのサイトがメディアサイトの運営をおこなっているとします。
既存のサイトで「士業」関連のサイトがあったとして、新規サイトを「士業」の中での「社労士」に特化したサイトにしたければ、テーマは「士業」で同じになります。
従って、「同じテーマ」の中の「専門サイト」であるためサブディレクトリで作った方がスマートでしょう。

◆SEO上ではどちらが有利?

ビジネスサイトであればなおさら、サブドメインとサブディレクトリで、SEOにどのような影響があるのか気になりますよね。
しかしGoogle側は、サブドメイン・サブディレクトリどちらを選んでも順位評価にはほとんど影響がない、と発表しています。

例をあげるなら、仮に同じコンテンツがあったとして、サブドメインで公開してもサブディレクトリで公開しても、そこで順位に差が付くことはない、ということになります。
しかしながら、覚えておきたいこととすれば「サブディレクトリサイトは、元ドメインサイトのGoogle評価を受けつぐ」ということです。

特に、既存サイトのテーマが新規サイトと関連している場合は、サブディレクトリに設置することで、新規サイトにSEO評価を引き継がせることができるため早い段階から上位表示が可能です。
逆にサブディレクトリの評価を既存サイトに渡すこともできます。

あくまで既存サイトが「関連したテーマである」ことと、既存サイトの「SEO順位が高い」場合は、「サブディレクトリ」で作成することをおすすめいたします。