売り上げを上げるためにSEO対策が必要なのは、百も承知だ。でも、何から始めたら
いいのだろう。と悩んでいる人は多いのではないだろうか。実際に、SEO対策の為にするべきことは、それこそ山のようにあるのだが、まず1番最初にするべきことをご紹介したい。
◆あなたのサイトを分析◆
まずは、HPのコンテンツを吟味してみよう。WEB構築はどうだろう？わかりやすい流れでユーザーはサイトを巡回することができるだろうか。提示するサービスや商品の詳細に不明点はないだろうか。
例えば、おススメの美容室を紹介しているのだが、住所や電話番号、リンクもないとなれば、ユーザーは欲求不満を起こしてしまう。興味を持ったユーザーはあなたのサイトからすべての情報を得ることを期待しているのだ。あなたが自身がユーザーになってシュミレーションをしてみるといいかもしれない。トータル的なサイトのデザインはどうだろうか？あなたのターゲットの関心を引くものだろうか？色や画像、ロゴやキーワード、見出しやリンクなど1つ1つ細部に渡って分析してみよう。
◇Googleで学ぼう
Google はSEO対策を真剣に考える人々を、暖かく支援している。魅力的なサイトの作り方をオンラインで学ぶことができるのだ。
Google ウェブマスター コンテンツの作成方法 【https://www.google.com/intl/ja_jp/webmasters/learn/】
◆ユーザーの分析◆
SEO対策で対象とすべきものはユーザーである。ターゲットは明確になっているだろうか？化粧品を販売するとして、30代の女性がターゲットであれば、未婚なのか既婚者なのか。既婚者の30代の女性をターゲットにするなら、小さい子供がいる場合に料金はいくらくらいで、どのような化粧品を欲しがるのだろうか。
◇キーワード
ターゲットが明確になったとする。では、ユーザーはオールインワン化粧品を探したい時に、どの言葉で検索するだろうか。
・オールインワン化粧品
・安くて肌にいいオールインワン
・プチプラオールインワン
・美肌オールインワン
・おススメのオールインワン化粧品
使うキーワードによってランキングは大きく変わってしまう。あなたにとって効果的なキーワードを分析しよう。
◆競合相手の分析◆
また、同じターゲットを狙う競合相手のことも分析してみよう。例えばユーザーは「ヒアルロン酸コラーゲンのサプリメント」とキーワードを入力したとする。1ページ目のサイトにはどんな会社が出てきているのだろうか。少なくとも1ページ目に出現する全社のサイトを分析してみる必要があるだろう。メタタグの内容はどんなものか。開いた最初のフロントページの印象はどんなものか。料金や購入方法、商品の中身、商品の形態などを比較してみよう。
◇身近なライバルを分析
同時に、最もあなたのサイトに近いものを探してみることも重要。例えば商店街でお店をしているとする。もし、近所に似たようなお店ができたとしたら、食うか食われるかの生存競争となってしまう。似たような商品、似たような価格、似たようなキーワードを持つサイトはあなたの売り上げに大きな影響を与えてしまう。ユーザーはその似たようなサイトを比較して、どちらで購入するかを迷うだろう。そんな時に決め手となる情報をユーザーに見せなければならない。
◆地道な分析が大切◆
自分のサイトの分析からSEO対策を始めてみると、次にやるべきこともわかってくる。分析の方法は無料・有料のツールがオンラインで色々と利用できるので調べてみよう。ただ、大切なのはサイトを見るのはシステムではなく、あくまでも人間のユーザーである。ユーザーの気持ちになって、分析を続けることは重要だと思う。そして、毎日の手作業での地道な分析の中に、競合相手をすべて打ち負かす、思いがけない発見をするかもしれない。
