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SEO対策とリンクの関係

リンクを設定することは、ユーザーを目的地へと案内する役割を果たしている。ユーザーは、リンクへのクリックを繰り返しながら自分の必要とする情報へたどり着こうとする。こういったリンクの設定がSEO対策では不可欠な要素であることはご存知の方も多いかと思う。

実際にはリンクといっても様々な応用方法があり、それぞれの戦略にそった色んな使い方ができる。今回は最もベーシックで、かつ最も重要な2つのリンクについてご説明したい。

◆インターナルリンク◆

インターナルリンクは内部リンクとも言われるもの。あなたのサイト内で違うページに進んだり、補足の説明をする画像などのドキュメントを表示させるリンクである。このリンクの使い方次第で、コンテンツは非常にわかりやすく質の高いものとなる。

リンクをクリックすればするほど、より深い詳細を知ることができるように上手にナビゲートしないと、ユーザーは道に迷ってしまう。最悪の場合はそのサイトを出ていってしまいかねない。特にオープニングとなるフロントページでは、簡潔なリンクをつけて何処に何があるのかを案内する必要がある。

◇大まかにいくつの情報があるのか

あなたのサイトのコンテンツは大まかにいくつジャンルに分けたらいいだろうか。例えば、会社のHPであれば会社情報、サービス情報、商品情報、お問い合わせの4つの項目を基本にリンクを設定するところが多いだろう。もし、求人情報誌であれば、地域から探す、業種から探す、給料から探す、雇用形態から探すなどのリンクをつけるだろう。

その4つのリンクはさらに、それぞれの詳細へと細分化されていき、より詳しい具体的な内容へと展開されていくことになる。そして最終地点にてユーザーが満足できるかどうかが大切なのである。

◆エクスターナルリンク◆

エクスターナルリンクは外部リンクとも言わるれもので、あなたのサイトから全く違うドメインを持つサイトへと導くリンクである。その全く違うサイトは必然的にユーザーの知りたい情報に関連している必要がある。例えば、あなたのサイトでは今一番おススメのイタリアンレストランを紹介しているとする。その場合は直接そのイタリアンレストランのサイトに、外部リンクを通してユーザーを導くことでユーザーは喜んでくれるだろう。

また、何かの情報を裏付けるための公式なドキュメント(医療や法律、官公庁関係)の提示が必要な場合。そんな時に、そのような外部リンクをつけることで内容に信憑性をもつことができる。そして、同時にあなたのサイトの信頼性を高めることにもなる。

◇外部リンクで注意すること

外部リンクの設置において、注意したいのはそのサイトの関連性である。実際にあなたのサイトとの関連性が低い場合は、単なる宣伝やランクインを目的とした不正行為とGoogleから見なされてしまう。また、その外部リンクがセキュリティ面で安全かどうかの確認も大切である。

そして、Googleの検索エンジンから抹消されない為に、最も気を付けなければならないのはリンクの売買には関わらないことである。Googleはランクインや利益だけを追求したそのような行為をのガイドラインで堅く禁じている。

◆SEO対策との関連性◆

内部リンクにおいてリンクの構築を考えることは、SEO対策の成果を高めることにつながる。ユーザーが道に迷わない、簡潔なリンクの構築はGoogleのガイドラインでも再三にわたって述べられてある。そうすることで、検索エンジンのGooglebot(グーグルボット)も内容が読み取りやすくなるからだ。

外部リンクには、人気のあるものや専門性の高いものをつけることで、ユーザーの持つ印象を大きく変えることができる。Googlebotもそのようなリンクを紹介するあなたのサイトを高く評価することになる。

たった1つのリンクがユーザーを満足させるかもしれないし、逆に不信感を持たせる結果となってしまうかもしれない。いかに簡潔で適切なリンクを設定するかでユーザーの信頼を得ることができるのである。その信頼はダイレクトに検索結果のランキングとして現れるのだろう。