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SEO対策をインターネット広告よりおススメする理由

WEB制作の知識のない経営者やオーナーにとっては、まずはSEO対策に関する専門用語に馴れることが大きな難関となってしまう。それでも、長期的に考えた場合、或いは本当にあなたのビジネスの成功を考えた場合には、SEO対策の方がインターネット広告よりも遥かに大きな収穫を与えてくれるのである。

わからないITの技術面は専門家に相談しながらでも、SEO対策は決してあきらめてはならないと、経営者であるあなたを励ましたい。そこで、インターネット広告とSEO対策の大きな違いを比較してみようと思う。

◆インターネット広告◆

インターネット広告は大きく3つに分類される。そのメリットとデメリットを大まかにご説明しよう。

アフィリエイト広告

提携先のサイト上にて、成功報酬型の課金システムとなり、商品購入や会員登録等の実質に利益につながるアクションに応じて費用が加算される。多額の初期費用やランニングコストはかからない。

問題点→あくまで提携先のサイトを見た人のみが対象となってしまう。SEO対策をしながら補助的に利用する方がいいかもしれない。

ネットメディア広告

Yahoo、MSN、gooなどの大手メディアに効果的にインターネット広告を掲載することによって、知名度を高めることができる。ブラウザー履歴等からターゲットを絞って、特定のユーザー層にアピールすることも可能。

問題点→高い費用がかかる。また、広告を嫌う人も多く広告をブロックしている場合には提示されない。無料のアドブロックを使っている人や、広告が多い事を理由にそのメディアを使わない人もいる。

メール広告

ユーザーが興味のあるサイトにて会員登録と行った場合に、そのユーザー情報に基づきターゲットを絞った広告の配信が可能となり、即効性も高く広告費用も比較的に安く済ませることができる。キャンペーンやイベント等の案内等によく使われる。

問題点→ユーザー自身がその広告の発信元が不明であることから、不信感を抱きやすい。また、広告自体をすべてスパム処理にしてしまう人もいる。

◆なぜGoogleの検索サイトの利用者が多いのか◆

このように、インターネット広告にも大きなメリットはあるのだが、デメリットを考えた時に、なぜGoogleの検索サイトが世界中で普及拡大し、人々から信頼されているのか納得がいくと思う。

多くの検索サイトがある中、Googleの検索サイトは約70%の使用者を誇る検索サイトの王者である。その理由には、オーガニック検索をモットーとしているその検索方法の性質によるものが大きいと見ることができる。

オーガニック検索においては、一切の広告を排除し、あくまでもユーザーの検索内容に応じてコンテンツやサービスがマッチするサイトが選ばれ、ユーザー側の自発的な検索、ユーザー自身で情報の選択ができることが重視されている。

その検索結果においては、その他のメディアでよくありがちな、なぜ私を女だと知っているのか、なぜ私が転職を考えているのを知っているのかと不安になる、またはウザいと感じることもない。そのように目の前に半ば押し売りのように現れる広告に、好感どころか反感を持つ人も多い。

だから、Googleは多くの人々から好まれ、信頼を受けているとも言える。

◆長い目で考えればSEO対策の方がおススメできる◆

それだけ多くの人が利用しているサイトにて、評価を受けることはお金を払ったからといって簡単に出来ることではない。また、故意に検索回数を増やそうと意図された中身のないサイトはことごとくGoogleの厳しい査定により排除されてしまう。

要は、内容の充実した、ユーザーの要望に応えることのできるサイトだけが生き残っていくことにもなる。そんな中で1ページ目に出現できるという事がどれだけの信頼をユーザーから勝ち取ることができるのかは想像に難くない。

SEO対策の大きなメリット

また、検索結果として上位に出現する為に積み重ねていくSEO対策の中で、あなたはおそらくユーザーに対する研究を重ね、営業戦略やアイデア、サイトコンテンツをこれでもかと鍛錬していくことになる。その結果、仮に1ページ目に出現することができなかったとしても、あなたの会社は当時と比べると、少なくとも本質的に大きく成長しているに違いない。

だから、SEO対策で成果を出そうと努力することは結果的に自分自身や会社全体を磨くことにも繋がり、インターネット広告よりもおススメできると断言できる理由なのである。