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職場を決めるための考え方、会社の規模編

会社選びにおいてそこまで重要視はされていませんが、必ず考慮されているものが会社の規模というものです。これも人によって考え方が異なっているので、捉え方次第のところもあるでしょう。そこで、今回はこの就職における会社の規模の考え方について考察してまいります。

 

■小さな会社と大きな会社、どちらがいいのか

 

就職活動をするうえで考えられることは、どのようなものを作っているところなのか、給料はどのくらいあるのか、休みの数はどうなっているのか、場所はどこなのかといったものではないでしょうか。そこにプラスし会社の規模というものが追加されると思います。この会社規模というのは人によっては結構重要視する人もいるでしょうが、殆ど気にしない人だっているでしょう。

 

なぜこのような考え方の差異が出てしまうのかも気になりますが、この会社規模が気になるという人はいったい何を気にしているのでしょうか。その部分も踏まえてしっかりと考えていきましょう。

 

■大企業はやっぱり働きたい職場なのか?

 

会社の規模の大小として最も考えられるのが知名度でしょう。小さな会社の場合はほとんど名前も聞いたことがありませんし、おそらく就職活動をしている最中に名前を見つけて初めて知るといった程度だと思います。逆に大企業というのは世界に名前が通っている会社も多く、そこに務めているというだけでもステータスにすることができるでしょう。社会保障といったものもしっかりとしているイメージがありますし、何より安心できる要素が強いのだと思います。

 

逆に、小さな企業の場合は社会保障といったものがしっかりしていないのではないかとか、教育制度がしっかり整っているのかが不安といったものが出てくるのではないでしょうか。もちろん、小さな企業だから教育制度が無いというのは会社によって異なるので、あくまで想像でのお話です。それでも、就職においては想像力を働かして、良さそうなところに人は働く場所を求めるのでイメージが良くないところというのはどうしても行きたくないと考えてしまいます。

 

しかし、現代日本では企業の栄枯盛衰が激しく、シャープのような一流大企業でも最終損益が2500億円を超えるような大幅赤字を出して倒産するのではないかと叫ばれており、そこに務めている人は気が気じゃないでしょう。シャープの悲惨さを表したものの一つにシャープ株式会社のTwitterというものがあり、それを見ると胸が締め付けられるように痛くなります。

 

■会社の規模による良し悪しは無い

 

このように、大企業でも今の日本は倒産の危機にあるところがあり、大企業だから安全という考えは崩壊したと言えるのではないでしょうか。ネームバリューがすごいというのは魅力的ですが、それだけで選んだ場合、痛い目を見てしまう可能性があります。しっかりとその会社が黒字なのかもチェックしておくといいでしょう。一生安泰だと思って就職した結果、倒産の危機になりその後の生活が不安で仕方ないという生活になるのは絶対に苦しいですよ。