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看護師がもらえる高収入手当とは?

給与明細を開けてみると、資格手当・役職手当・時間外手当・夜勤手当・皆勤手当・危険手当・育児手当・通勤手当・扶養手当・住宅手当・休日手当など、様々な手当がついています。勤務先によっては独自で設けている手当もあり、その金額も様々です。

基本給にプラスしてもらえるため、多ければ多いほど収入はアップします。それでは高収入につながる手当とはどんなものがあるのでしょうか。

同じスタッフという条件で働いている場合、給料に一番差がつくのはやはり「時間外手当」ではないでしょうか。同じ仕事をしていても、超過勤務の多い 方が時間外手当が多くつくため収入はアップします。しかし近年ではワークライフバランスの重要視化や超過労働の規制が強くなり、時間外勤務は最大何時間と 決められて、それ以上は切り捨てられてしまう場合も増えているようです。また夜勤をしているかどうか、被爆の可能性がある場所で勤務しているかどうかなど も手当として追加されるため収入アップにつながります。

個人病院やクリニックよりも、総合病院などのある程度規模の大きな病院の方が福利厚生が充実している場合が多く、手当もしっかりしている傾向にあり ます。また国立か私立かという点でも異なってきます。この場合私立病院の方が手当の額が高く設定されていることが多いのです。また更にその中で手当てを増 やそうと思うと、役職をつけることです。副主任や主任、副看護師長や看護師長など、設けられている役職の種類は病院によって違うでしょうが、だいたいどこ の病院でも役職に対する手当は設置されています。

また夜勤専従という働き方は収入を大幅にアップすることできます。2交代制であれば12~16時間の長時間勤務となりますが、日勤に比べて勤務回数は少なく、夜勤手当がしっかりつくため、高収入を狙うのであればおすすめの働き方です。

以上のことから、高収入を目指そうと思うと、ハードな内容の仕事であったり責任ある仕事をこなす必要があるということです。時間外手当が多いという ことは、それだけ残業が多いということですし、役職手当をもらうには管理職になる必要があります。夜勤専従も体調を崩しやすかったり急変時には少数で対応 する必要があり、なかなかハードな仕事です。

また手当がたくさんついても基本給自体が低いため、全体としては平均の給料にしかならず、賞与が少ないという落とし穴もあるため、手当ばかり気にするよりは昇給などの幅もチェックしてみることをおすすめします。