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今の人たちは疲れているから娯楽も手軽がよい?

現代人は様々な娯楽に囲まれて生活しており、やりたいことが沢山あると思います。しかし、ブラック企業や過酷な労働環境に追い込まれている人も大量にいるので、好きな時間ができたとしても何をする気力もわかない人もたくさんいるのです。そのような人たちはどうするのでしょうか。

 

■何にもする気力がないから手軽さに走る

 

仕事からボロボロになって帰ってきて、テレビを付けるよりも何となくぼーっとしたいという人は増えていると言われております。精神的にも追い詰められて肉体的にも追い詰められているので、できる限りの行動はとりたくないと考えてしまうのです。この状態になってしまいますと、基本的に趣味もちょっと手間がかかるものだと実行する確率は非常に低下します。

 

プラモづくりや映画鑑賞なんかまさにそれで、映画を2時間も見る気力が起きないとか何かを作る気力も起きない状態になってしまうのです。特に、テレビなんかは「うるさい」とばっさり切り捨ててつけない人だっているでしょう。

 

そのような人たちが行うことは非常にシンプルで、できる限り体を動かさないでできることを実行するのです。その一つがスマートフォンやiPhoneをいじるといった行動になります。そこで、そのスマホでYouTubeやニコニコ動画を見たり、ちょっとしたアプリでゲームを実行することになります。

 

■わざわざ何かを用意するのも面倒

 

コンシューマーゲームが売れなくなってしまった理由にはこれがあると思います。わざわざ用意しなくてもそれなりのレベルのゲームが課金しなければただで実行できるので、暇つぶしにはもってこいな状態なのです。実際に、テレビを付けるのも面倒と考えている人が、わざわざテレビに接続する必要のあるコンシューマーゲームを遊ぶとは思いません。確実に放置となるでしょう。

 

全ての人たちがそうだとは限りませんが、ちょっとでも面倒だと感じてしまうものはできる限り省きたくなるものなのです。特に一人暮らしで身体がボロボロの人達は納得できる深層心理ではないでしょうか。

 

少しぐらい動けばよいという意見も間違いなくあるとは思いますが、ある程度満足できるスマホアプリととっても満足できるコンシューマーゲームでは、ある程度満足できるのならそれでよいと考えてしまうのも納得できると思います。

 

■子供が減っているのも問題で…

 

今の時代でプレイステーション4といったゲーム機を使ってゲームをする人は、当時ファミコンやスーパーファミコンといった物が好きだった人たちだと思います。そして、子供が遊ぶ機会そのものが少なくなっているのではないでしょうか。なぜなら少子化で子供の数そのものが急激に減少しているからです。

 

子供に対するおもちゃの一つとして当時の私たちおじさん世代は購入してもらった記憶があると思うのですが、その思い出を子供たちに還元できている人は少ないと思います。少子化の影響によって子供が減ると、子供が遊べる道具が売れなくなるのは自然の摂理なのではないでしょうか。