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就職活動の基本

大学・専門学校・高校、卒業と同時に就職する「新卒一括採用」の方法は、今後も大きく変わることは無いでしょう。
そして、採用方法では、インターンシップがセレクションとして活用されているのが現状です。
インターンを大学の2~3年次に行うなら、業界研究や企業分析はさらに早く行う必要があります。
全てが前倒し傾向の就職活動ですが、基本を押さえる事が大切です。
今回は、就職活動の基本を説明していきます。

その1 自分の過去を洗いなおしてみる「振り返りシート」の活用。
将来何をやりたか?できることなら好きな分野を仕事にしたいですよね。
自分には何が向いているのか?得意な分野は何か?人より秀でているストロングポイントは何か?改めて洗いなおすのが「振り返り」です。
自分で振り返っても解らないことがあります。
それなら、自分以外の人に聞いてみましょう。親や兄弟、友人や親せきの人等です。意外な一面、自分では気づいていない指摘を受けるかもしれません。

その2 具体的なエピソードを思い返してみる。
面接では、具体的な話を求められます。「自分は積極的で」「自分は社交的で」
のPRの後に、具体的なエピソードを求められます。洗いなおした自分の過去に、具体的なエピソードがあったか?肉づけをしていきましょう。

その3 売り込む商品は自分です。自己PRシートの作成。
振り返った次にどう売り込むか、自己PRの作成です。自己PRはストーリーが大切です。「具体的なエピソードから何を体得して、そこから学んで経験は何で、入社後どのように活かしていける」と思うのかPRしましょう。御社に自分を採用いただくとメリットがあるよう訴求します。

インターン先を決める際には、業界研究までは行っておきたいですね。就職先を探すために、インターンに行く時間的余裕は無いと思います。業界を絞って、ではどこの会社にするのか。自分に向いている業界や会社を決めるには、自己分析までは最低限必要です。

その4 情報収集は積極的に、情報の中心を目指しましょう。
昨年の採用動向はどうであったのか?具体的な内容はキャッチしておきましょう。キャリアセンターや先輩のアドバイスは大いに活用します。ホームページは最低限の情報収集です。
しかし、ネットの不特定のユーザーの情報は信頼できるのか疑問です。核心に近い、中心の情報を集めましょう。

まとめ

就職活動の基本について説明してきましたがいかがしたか?
就活の基本を考えると「孫子の兵法」を思い浮かべます。
「敵を知り 己を知れば 百戦して 危うからず」です。
企業は敵ではありませんが、
「企業を知って自分も知っていれば、百回戦っても負けることはない」との解釈です。
偉大なところは、勝ちではなく、負けることはないとの孫子の考えです。
逆を言えば、「業界研究もしない・自己分析もしない」
これでは、「百戦しても勝つことはない」といったところでしょう。