1.モバイルファーストインデックスに備えよう!
モバイルファーストインデックスとは、パソコンサイトではなくモバイルサイトをキーワード検索のページ評価の基準とする施策ですが、その対策として、まずはPCサイトとモバイルサイトの中身を揃えることが必要でしょう。
- ナビゲーションやパンくずリストなどサイト内部リンクがPCサイトとモバイルサイトの両方に表示されている?
- ナビゲーションに表示されていないリンクはない?
- モバイルサイトに表示されていないページはない?
リンクやコンテンツがPCサイトとモバイルサイトで異なっている場合、モバイルファーストインデックスでは悪い影響がでる可能性があります。
サイト内の導線が省略されているケースもあると思いますので、PCサイトとモバイルサイトがそれぞれどうなっているか、確認してみましょう。
2.エンゲージメントを意識したコンテンツ作成を!
サイト内部のコンテンツをユーザーニーズに合わせて作成するという施策について、「キーワードによるニーズの調査」「SEOを意識した構成原稿」「内部導線を意識した実装」という内部コンテンツ制作セオリーが広く共有され、それを助ける様々なツールも出現しています。
しかし、「キーワードによるニーズの調査」でとらわれがちになってしまうのが「ユーザーニーズ=検索需要の大きさ」という錯覚です。
確かに、検索動向に基づいたコンテンツ制作は非常に有効です。しかし、そのコンテンツは本当にユーザーが必要としているものでしょうか?
日本のGoogleは日本専用に新たなアルゴリズムを発表するにいたり、コンテンツマーケティングは「ユーザーが本当に欲しい情報をきちんと作る」という動きに変化しつつあります。
自社の利益に繋がるコンテンツではなく、ユーザーが喜ぶコンテンツを作ることが大事なのです。
3.UI改善!UX向上!モバイルフレンドリーなサイトに!
現在、モバイル経由の検索はPC経由の検索を大きく上回っており、ユーザーはPCサイトよりもモバイルサイトを目にする機会が多くなっています。
Googleはモバイル検索において「ページの表示速度」「デザインがモバイルフレンドリーである」ことを非常に重視しています。
モバイルフレンドリーテストとPageSpeed Insightsでサイトの最適化を確認してみましょう。