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アメリカ4大スポーツの人気順は?

スポーツ大国のアメリカには団体競技の頂点に位置するプロスポーツが存在しているということは多くの方が知っていることでしょう。今回は、この4大スポーツ人気がどうなっているのかを調べていきます。

■4大スポーツリーグ

アメリカにおける4大スポーツリーグは野球・アメフト・バスケット・アイスホッケーです。これは野球に詳しくない方でも聞いたことがあるでしょうし、アメリカを代表するスポーツとなっております。

実際に収入面などを比較しても比べ物にない額を提示してくるので、日本のスポーツではなかなか太刀打ちできない領域にあります。野球だけを比較したとしても、日本の野球総収入が14億ドルなのに対し、メジャーでは90億ドルなので比べ物になりません。1チーム換算にしても3倍程度に開きがあります。

そんな野球ではありますが、4大スポーツの中では実は2番手や3番手と言われており、1番人気ではないのです。今アメリカでもっとも人気があるスポーツはアメリカンフットボールとなっております。そのため人気における順位付けをするのならアメフト>野球≧バスケット>アイスホッケーといった状態になっております。

■アメリカでもっとも人気があるのはアメフト

アメリカでもっとも人気のあるスポーツとなっているアメリカンフットボールは、アメリカンドリームを実感させるほどの総収入を計上しております。先ほど野球は90億ドルと説明しましたが、アメフトは120億ドルとなっており、この時点で差ができているのです。

視聴率や観客動員数にも大きな差ができております。ちょっと古い記録となりますが、2012年や2013年の観客動員数はアメフトでは1試合平均がだいたい6万5千人越えとなっているのに対して、野球はだいたい3万人となっており、視聴率も2015年の優勝決定戦の全米比較をするとアメフトは47.5%だったのに対して、野球は10%と4倍以上の差があります。

この差がどういうところに出てくるのかというと、テレビ放映権でありサラリーでもあるのです。視聴率がとれるスポーツにかけるアメリカの放映権料は非常に高くなります。NFLの放映権料収入は毎年50億ドルと言われており、どれだけ規模がおかしなことになっているのかが見えてくることでしょう。

■アメリカンフットボール人気はアメリカ特有のもの

日本ではなじみがないスポーツのアメリカンフットボールですが、実はヨーロッパでもなじみのないスポーツとなっております。そのため、極端にアメリカでは人気が集中していると言われているのです。

それでも一度は海外進出にチャレンジしたようです。ヨーロッパでリーグ戦のNFLヨーロッパを主催してヨーロッパにおけるアメリカンフットボール人気をつくろうとして様々な試みをしたようですが、人気は根付くことはなく完全に撤退しております。

■アメリカのサッカー人気は5番手

4大スポーツは他のスポーツ人気と開きがあるとはいえ、その中でも飛びぬけているのがNFLです。この4大スポーツに追いつく可能性があるのが今ではサッカーと言われており、これからの活躍も期待されております。このスピードでアメリカのサッカーが成長すれば、世界を代表するサッカー大国になる日も近いかもしれません。