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赤ちゃんの服装

赤ちゃんはお話ができません。なので、暑いのか寒いのかお母さんやお父さんなど周りの大人がしっかり様子を見て判断しなければなりません。真冬でモコモコ、大人はそれでも寒いと感じていても、赤ちゃんにとっては少し着せすぎということはよくあります。

では、一体赤ちゃんにはどのような服装で過ごさせるの良いのでしょうか。

 

●赤ちゃんの体温

大人では体温が37℃を超えると体がだるく感じたり、頭痛がしたりと症状が出る人が多いと思います。しかし、赤ちゃんにとってはそんなことありません。1歳くらいまでは、37.5℃までは、平熱と判断しても大丈夫なのです。また、眠くなるとさらに体温は上がります。赤ちゃんにとって平熱は様々なので、自分の子どもの平熱はだいたい○○℃ということを把握しておくと良いかもしれません。

 

●赤ちゃんには何枚着せればいいの?

赤ちゃんは体温が高いため、大人が着ている枚数よりも1枚少なくと考えると良いでしょう。ひとつだけ、忘れてしまいがちなことがあります。それは、衣服の上にかけるタオルやブランケットも1枚として数えるということです。しかし、新生児の場合は体温調節が未熟なため大人と同じと考えて大丈夫です。

 

●赤ちゃんの服の種類

新生児期(1~2カ月)は3カ月以降の服装よりも1枚多く心がけましょう。赤ちゃんも個々に熱い、寒いの感じ方は違うので赤ちゃんの様子に合わせて服装の調節をすると良いですね。

 

○肌着(赤ちゃんの肌に直接身に付けるもの)の種類

・短肌着 お腹を覆うくらいの丈の長さ

・長肌着 足を覆うくらいの丈の長さ

・コンビ肌着 

股が分かれていて、裾の内側にボタンがついています。なので、足をばたつかせてもはだけません。

・ボディタイプの肌着

股がスナップ留めしてあるものです。なので、お腹は出ません。このタイプの肌着は長い期間使う肌着となります。

 

これらの肌着は直接赤ちゃんの肌にあたるものなので、汗をよく吸う綿100%のものを選ぶことをお勧めします。また、赤ちゃんは汗をかきやすく、かいた汗で体を冷やすことがあるので、多めに用意をしておく必要があります。

 

○ウェア(肌着の上に着るもの)の種類

・ツーウェイオール

股下にスナップがあり、留め方を変えればスカート型にもズボン型にもできます。新生児のころは動きが少なくおむつ替えが多いためドレスタイプで使い、動くようになればズボン型に切り替えるというように使い分けることができるので、長く使います。

・ベビードレス 

股下があいているタイプです。はだけやすいため、新生児期に使うことが多いものです。

・ロンパース(カバーオール)

トップスとボトムスがつながっているタイプのものです。これは上半身から全身を包むのではだける心配はありません。長袖も半袖も季節によって出されるので、季節に合ったものを購入すると良いです。また、パジャマとしても活躍し、長い期間使います。

 

 

赤ちゃんの服装は多くの種類があります。その季節に合ったものを選ぶとともに、サイズも合ったものを着せましょう。また、肌着やウェア以外にも、おくるみやベストなどの小物をもっておくと体温調整がしやすくなります。