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Google AdWords(グーグルアドワーズ)広告|予期せぬ無駄なコストを使っていることをご存知ですか?

皆さん、こんにちは。

リスティング広告「Google AdWords(グーグルアドワーズ)広告」を利用している方、もしくは導入予定の方に朗報です!

初めてコンサルティングを実施したクライアント様の中には、

「グーグルアドワーズで思いがけずに無駄なコストを使ってしまっていた!!」

ということがよくあります。

最小限のコストで最大限の成果を出すためには、リスティング広告で発生している無駄なコストを排除していく必要があるのです。

そこで、排除すべきポイントを5つに分けてご紹介したいと思います。

その① 予算配分が適切にされているか再確認

登録キーワードが多いと、クリックされても効果の悪いキーワードばかりが広告に出てしまい(インプレッション)、効果の良いキーワードに予算が回っていないということがよく起こります。

例:社労士事務所を開設したばかりで販路開拓をされたいクライアント様

効果の悪いキーワード「A」
200クリックに対しコンバージョンに至った1クリックあたりのコスト5,000円  月間負担額:40,000円

効果の良いキーワード「B」
230クリックに対しコンバージョンに至った1クリックあたりのコスト400円  月間負担額:13,000円

管理画面に入り「キャンペーン」→「広告グループ」→「キーワード」で上記のような数字を確認することができます。
上記の場合、出していても効果の悪いキーワード「A」を思い切って停止してしまうことで、効果の良いキーワード「B」に予算シフトをすることができます。
このように効果の良いキーワードだけを絞り込んでいくことで、より低コストに抑えつつコンバージョンを上げていくことができます。

その② クエリを利用

キーワードの種類を「部分一致」にしていると無駄なコストが発生しやすくなります。理由としては、望んでいない思いがけないキーワード広告が表示されていてクリックされている、という現象が起こってしまっているからです。

例:社労士事務所を開設したばかりで販路開拓をされたいクライアント様

クリックしてほしいキーワード例:
「社労士 東京」「社労士 相談」「社労士 依頼」など

部分一致で設定しているが故に無駄なコストをうんでいる望んでいないキーワード例:
「社労士 合格」「社労士 資格」「社労士 教材」など

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管理画面に入り「キャンペーン」→「広告グループ」→「キーワード」→「詳細」→「検索語句」でクエリを確認できます。
部分一致の場合は、クエリを見て不要なキーワードで広告が掲載されていないか? の判断ができます。
もし無駄なキーワードが存在していたら「除外ワード」や「絞り込み部分一致」を活用して無駄なコストを除外していきましょう。

その③ スマホ配信比率の見直す

PCサイトをメインとしている場合またはスマホサイトよりもPCサイトからの流入数が多い場合、いつの間にかスマホから見ているユーザーへの配信量が増加していることに気付かずに、本来上がるべき効果よりも下がってしまうという現象があります。

管理画面に入り「キャンペーン」→「分割」→「デバイス」でスマホとPCの配信状況を確認することができます。

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PCの方が効果が高い場合、スマホのクリック数を確認して、配信比率を適宜変更していくことで無駄なコストを抑えることができます。

入札比率の変更方法は、管理画面に入り「設定」→「デバイス」→「入札単価調整比」で変更ができます。

その④ 検索パートナーの配信チェック

グーグルアドワーズを実施するとGoogle以外に、検索パートナーでも広告が配信されていることを知っていますか?
有名なところだとgooやライブドアでもアドワーズ広告が配信されているのです。

Googleでの配信と検索パートナーでの配信で効果は変わることがしばしばあります。
検索パートナーによる広告配信の効果が悪い場合は、思い切って検索パートナーへの広告配信を停止してしまいましょう。

管理画面に入り「キャンペーン」タグの「ネットワーク」で確認ができます。

その⑤ 配信方法によるキャンペーン分割

グーグルアドワーズには配信先方法を「検索ネットワーク」「ディスプレイネットワーク」の2つへ出稿ができます。

当然検索ユーザーと検索をせずに他のサイトを見ているユーザーだとそれぞれのモチベーションが違うため、訴求方法(広告文/LP等)もいろいろと変わります。

しかし、それ以上に大事なのがその①の「予算の取り合い」が「検索ネットワーク」と「ディスプレイネットワーク」でおこってしまう可能性があります。
当然ユーザーのモチベーションが違うため、「ディスプレイネットワーク」の効果は悪化するけれど、配信ボリュームが多いので予算は結果的に効果の悪いディスプレイネットワークに傾いてしまうという悪循環を生んでしまう可能性があります。

この場合も効果が悪いネットワークが存在している場合は、広告を停止してしまうなどして予算配分を再確認しましょう。
 

まとめ
 

今回ご紹介した内容は当たり前のようにやっている人もおり、実際に初めてしまえばどうってことない簡単な作業ばかりです。

管理画面を開きながら再度このページを見直し、1つずつ実行してみてください。
おそらく10-30%程の費用は削減できると思います。

その浮いた費用でいかに効果的に成果を上げるかという点を考え再投資していただければと思います。