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大晦日の格闘技は無くなったの?

今現在30代の方はおそらく格闘技である「PRIDE」や「K-1」というのも見て育ったと思います。しかし、とある時期からそれらの放送が全くなくなってしまって、年末や大晦日にはボクシングは放送することはあっても、総合格闘技とK-1を放送することがほとんど無くなってしまいました。いったいどうしてしまったのでしょう。

 

■実はK-1は無くなっていなかった

 

ピーター・アーツやアーネスト・ホーストという名前でちょっと元気になる方はK-1が大好きだった人たちで、エメリヤーエンコ・ヒョードルやヒクソン・グレイシーという名前で興奮する人たちはPRIDEが大好きだった人たちだと思います。

 

2017年になって多少は復活したものの、最盛期と比べるとその勢いは確実に低下していると言えると思います。はたして何が原因でここまで衰退してしまったのでしょうか。K-1に至っては創始者が脱税で逮捕されたとか、色んな騒動が発生して無くなってしまったと思っている人が多いと思います。

 

しかし、潰れたのはK-1ではなく興行会社のFEGという会社です。K-1自体は実は残っていて、YOUTUBEといった動画投稿サイトに試合の様子が投稿されており、一説には60kg級が盛り上がっていると言われております。

 

この会社がつぶれてしまった理由については諸説ありますが、格闘技好きの方々曰く「モンスター路線に走りすぎ」とか「タレントのような面白キャラばかりに頼って本気で強い人が消えたから」と独自視点で切りこんでいってくれています。

 

過去に有名だった選手はあれからかなりの年月が経っているので、ほぼ引退してしまっているようですが、それでも一部の方々は最前線で戦い続けているようです。

 

ファイトマネー未払い問題や財政難といったトラブルが連発するようになってしまったことから、FEGも潰れてしまってK-1は終わってしまったと思っている人も多いと思います。最盛期から比べるとかなり小規模になってしまいましたが、それでもひそかに続いているということだけ覚えておいてください。

 

■K-1よりもPRIDEの闇は深そう

 

K-1は興行会社の方向性が変わり、テレビ放映が無くなっていってしまいましたが、PRIDEの闇はもっと深そうです。放送が無くなった理由は諸説ありますが、PRIDEの代表が暴力団とつきあっていて、現地に抗議に行ったとか、やくざの力を使って開催の妨害をしたとかいろんな噂が飛び交っております。

 

この問題の余波を受けてフジテレビの関係者が神奈川県警に事情聴取をされるようになってしまい、興行を行える状況では無くなってしまったようです。フジテレビ側からすれば当時は数字をとれる飯の種だったのに、暴力団ややくざといった存在との付き合い方からやむを得ず切ったといわれているのです。

 

■テレビ人気が低下中で格闘技ははやるのか

 

当時ほど話題の中心にならないテレビですが、それでも格闘技好きの方々からは復活を望む声が無くならないのです。あらたな、K-1やPRIDEが誕生し、格闘技ブームが再来することをちょっとした格闘技オタクが報告しました。