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赤ちゃんの運動機能を高める方法

赤ちゃんがうまれると同時に夢や希望をもつ両親も少なくありません。また、最近ではベビースイミングやベビー体操なども増えてきています。では、家でできる赤ちゃんの運動機能を高める方法。どのようなものがあるのでしょうか。

 

●赤ちゃんの成長

赤ちゃんは『首座り→寝返り→はいはい→お座り→たっち→あんよ』と、生まれてから劇的な成長を遂げていきます。特に8カ月から10カ月の時期は脳内のシナプス神経というものが最大に作られ、脳が最も成長する時期なのです。この時期にしっかり運動をすることで、赤ちゃんがもっている最大限の可能性を引き出すことができるかもしれません。

 

◇運動発達の順

寝返り→腹ばい→はいはい→お座り→つかまり立ち→つたい歩き→ひとり歩き

このように赤ちゃんは成長していきます。この寝返り・腹ばい・はいはいは赤ちゃんにとってとても大切な運動要素です。嫌がってしまったり、泣いてしまったりしたときにすぐに手を貸してしまうことで、運動の機会を奪ってしまっている可能性もあります。赤ちゃんの一つ一つの行動が、赤ちゃんにとって大切な運動なのです。見守ってあげるという意識をもって赤ちゃんとの触れ合いを楽しめると良いですね。

 

●運動能力を高める方法

◇赤ちゃんにたくさん触りましょう

赤ちゃんにもすでに個性はあります。動き回ることが好きだったり、じっとしていることが好きだったり。しかし、ママやパパに遊んでもらったりあやしてもらったりすることを嫌う赤ちゃんはほとんどいません。なので、積極的に赤ちゃんと触れ合って遊びましょう。

そうすることで、赤ちゃんは自然と動く楽しみや運動する準備が成長とともに整い育まれていきます。

 

◇広い遊び場を確保しましょう

赤ちゃんが動きだす前に、家の中の家具の配置や危ないものが置いていないかなどをチェックをする必要があります。ハイハイをするようになる前には完了させておきましょう。発達は進んでいくと、赤ちゃんにとって手の届く範囲が広がります。赤ちゃんにとっては何もかもが興味のあるものです。またこれは何なのか、赤ちゃんは口に入れて調べます。なので、口に入るものはハイハイしたときの高さに置かないようにしましょう。

家電や家具の配置が赤ちゃんの行動を狭ませないようにすることで、赤ちゃんの運動発達の手助けにもなります。なるべく広い空間で赤ちゃんが自由に動き回れるようにしましょう。

 

◇赤ちゃん特有の動きを知りましょう

赤ちゃんの自然な動きは全てに意味があります。なので、赤ちゃんの動きの意味があることを知ることで、赤ちゃんの動き=成長しているんだなという視線で見ることができます。

まず、「這う」これは、身体の重さを手で支えています。そうすることで、体幹を赤ちゃんは鍛えています。また、自分の身体の大きさを知る基本になっているのです。

次に「くぐる」これはまさにくぐることで自分の身体の大きさのイメージをしています。くぐることを繰り返していくうちにボディイメージを高めています。

最後に「のぼる」赤ちゃんは立てるようになるとすぐに登ろうとします。これもまた体幹を鍛えているのです。また、平衡感覚を高めています。

 

 

このように赤ちゃんの動きは全てが運動能力を高めるための動きにつながっています。自然な動きを見守って成長を楽しみましょう。