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過去ワールドカップで注目国を考える

ワールドカップといえば、予測不可能な面があり、いつもは調子の良いスター選手が本領発揮できなかったり、若手の選手が爆発的に躍進したりするなど、観ている側をわくわくさせてくれることでも期待できます。
過去のワールドカップでも特筆すべき選手が出ているので、それらを参考にしながらロシアワールドカップの注目国はどこか考えてみてもおもしろいかもしれません。

まず、今でもサッカーといえばこの人と言われるほどの選手である、ブラジルのロナウド。
2002年のワールドカップでスピード感、速さと似ても似つかない落ち着きと全てにおいてこの大会の時にロナウド以上の人はいませんでした。
この大会で8得点を挙げて得点王になったロナウドはブラジルのサッカーの素晴らしさを世界に伝え、優勝への道筋を作ってくれました。
その後も各国の強豪クラブチームで結果を残したロナウドは現在引退し、解説業などを行っています。
次に2006年のワールドカップで注目されたドイツのミロスラフ選手。
この大会のとき、ドイツ代表はGKやMFの層をかなり厚くしていたため、前線の部分では物足りない印象を受けられました。
しかし、ここで活躍したのがミロスラフ選手です。
常にゴールを目指し、結果として5得点を挙げてこの大会の得点王となり、ドイツの圧倒的な能力を世界に見せつけてくれました。
現在引退し、ドイツ代表のサポートスタッフとして選手に指導をしているようです。
ドイツ代表の選手はワールドカップで花が咲く選手が多く、本番に強いとも言えます。
2010年のワールドカップでも、ドイツのトーマス選手が得点王になり大活躍しました。
ワールドカップをきっかけにベストヤングレーヤー賞を受賞したり、優勝できなかった試合でもトーマス選手の評価がとても高いことがほとんどです。
前回のワールドカップではコロンビアのハメス選手が非常に活躍しました。
この大会の時、優勝候補といわれていたブラジルの不調とドイツの強さ、そしてハメス選手のすごさが連日取り沙汰されていました。
結果的に優勝はできませんでしたが、6得点も挙げて得点王に輝きました。
また、決勝トーナメントでウルグアイを破った豪快はシュートはこの大会のベストゴールと賞賛され、その大会で最も優れたゴールをした選手が受賞することができるプスカシュ賞を受賞しました。
この目覚しい活躍が世界で認められて、後にレアルマドリードへ移籍することができました。強豪クラブチームから声がかかるというのは珍しいことではありません。
ワールドカップというのは、世界のメディアやクラブ関係者がしっかりと注目しているので、自分のサッカーをアピールするには非常に大きな舞台です。
ハメス選手もワールドカップをきっかけにキャリアアップをした1人と言えます。

このように、その大会によって注目するべき選手が必ず出現します。
傾向としてはやはり王者とも言えるドイツの選手に注目が集まっていますが、前回のコロンビアのようにある種ダークホースのような国の選手が活躍することもあります。
こうした注目選手に日本が選ばれる可能性もあるので、ロシアワールドカップ開催してからも目が離せません。