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派遣看護師の福利厚生はどうなってるの?

正規雇用であれば、雇用先の病院や施設による福利厚生を受けることができます。福利厚生の中にはボーナスや役職手当などの様々な手当も含まれており、社会保障という面でも充実しています。

しかし派遣看護師の場合、雇用主はあくまで派遣会社であるため、勤務している病院や施設からの福利厚生を受けることは難しく、その分正規雇用よりも 高時給に設定されているとも考えられます。しかし最近では派遣会社でも福利厚生の充実を図っているところもあり、派遣会社選びの基準の一つともなっていま す。

具体的な福利厚生としては、社会保険・雇用保険、労働者災害補償保険、健康診断、看護師賠償責任保険があります。

社会保険や雇用保険は一定の雇用条件を満たした場合に適応される保険です。パートやアルバイトであっても、次の条件の①もしくは②のどちらかを満たせば加入することができます。

① 1週間の労働時間や労働日数が、正規労働者の労働時間や労働日数の3/4以上である

②以下の条件を全て満たしている

・時間外労働を含めない1週間の労働時間が20時間以上

・残業代や割増賃金を除外した1ヶ月の賃金が8.8万円以上、もしくは年収が106万円以上
・この先1年以上、雇われる見込みがある
・雇われている企業に501名以上の従業員がいること

・学生でないこと

また雇用保険は育児休業給付金制度なども含まれているため、働く女性にとってはうれしい制度です。

雇用保険は次の条件をすべて満たす必要があります。

①31日以上雇用し続ける見込みがある

②時間外労働を含めない1週間の労働時間が20時間以上ある

③学生ではない

労働者災害補償保険とはいわゆる、「労災保険」のことです。通勤中や勤務中のケガや病気に対し、治療が必要な場合に給付金が支払われるシステムです。派遣会社によってはこの保険料を全て負担してくれる会社もあるようです。

健康診断は会社が定めた一定の期間勤務した人に対し実施される、定期健康診断を受診できるシステムです。この受診料を会社が負担してくれます。

有給休暇も6カ月以上勤務した場合に発生し、年次有給休暇も勤続年数に合わせて決定されます。

看護師賠償責任保険とは、日本看護協会を団体保険契約者とする賠償責任保険普通保険約款看護職特約条項を主とする看護師個人の保険制度です。難しく 言いましたが、何か医療事故に巻き込まれたとき、法的な賠償責任が生じたときのための保険です。派遣会社によっては加入が必須となるところもあります。

様々な福利厚生が整いつつあるため、派遣看護師という働き方は人気が高くなってきています。会社独自で展開している福利厚生もあるため、派遣会社に登録する際にはチェックしてみましょう。

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