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ギフト券の消費税は?

ギフト券は贈答品として販売店での購入や、金券ショップで割安に購入したり又は買い取ってもらったりします。最近ではネットオークションでの売買も盛んですね。その際に、ギフト券の売買に消費税の扱いはどうなっているかご存知ですか?ギフト券を購入する際に消費税は発生するのでしょうか?また、販売店や金券ショップなど、購入先の違いによって課税状態は変わるのでしょうか?2~4%のお得な買い物を目指して金券ショップを利用している私たちにとって、消費税8%は非常に大きな金額ですね。今回は、ギフト券の消費税はどうなっているのか?説明していきたいと思います。
① 販売店や金券ショップでギフト券を購入する際の消費税
贈答用にギフト券を購入する機会が多いと思いますが、その際に消費税は課税されることはありません。また、ギフト券を金券ショップで購入しても消費税が課税されることはありません。ギフト券の場合、ネットオークション含めて購入時に消費税が課税されることはありません。購入時に課税されてしまうと、使用時に課税されるので二重課税となってしまいます。
② 金券ショップでギフト券の買い取りをされる際の消費税
金券ショップではギフト券の販売だけでなく、ギフト券の買い取りもされています。では、その際の消費税の取扱いについて説明します。ギフト券の買い取り時に消費税を課税されることはネットオークション含めてありません。ギフト券の買い取りの際に「買い取り額+消費税」が支払われる金額ではなく残念です!。
③ ギフト券を使用した場合の消費税
ギフト券を購入する際は課税されることはありませんが、使用する場合は消費税が課税されます。どの経路(販売店・金券ショップ・ネットオークション)で購入しようが消費税が課税されてきます。ギフト券の場合は、使用時に課税される原則が守られています。
整理するとギフト券の購入時に消費税が課税されることはありません。ギフト券の使用時(支払)に「購入金額+消費税」を支払うことになります。券種にもよりますが、1,000円券5,000円券などの金額券が多いギフト券ですが、お釣りの出ないギフト券は、消費税額相当の現金等の支払いが付随してくるでしょう。
ギフト券の購入時と使用時の消費税の扱いを説明してきましたがいかがでしたか?切手や収入印紙と違い、購入先やギフト券の購入・使用時によって課税が異なるわけでなく、使用時に課税されると単純明快でわかりやすくて助かります。支払はギフト券だけで(税負担分含めて)済むと助かりますね。しかし、消費税率が上がってしまうとその都度新しい税込ギフト券を発行することはできないので仕方ないですね。