仕事中には失敗や事故が必ず起きないとは言えません。何かトラブルが起きた時、派遣おして働いていればなおさら気になることと思います。そんなトラブルが起きた場合はどのように対処していくのかを見ていきましょう。
〇看護師派遣中に起こりやすいトラブル
看護士という職業は大切な命を預かる仕事です。なので、トラブルや失敗は避けたいもの。しいかしながら、絶対にそのようなことがないとは言い切れません。正規職員の看護士として働いていて何か起きた場合は病院側が守ってくれます。
では、派遣看護師の場合はどうなのでしょうか。
〇派遣先の病院で起こる可能性のあるトラブル
主なトラブルは以下のものです。
１ 患者からのクレーム
２ 病院の職員とのもめごと
３ 機械トラブル
４ 職場での事故、損害
５ 医療ミス
この中でも、１～３は派遣された職場内で解決できる可能性が高いですので、これらのことが起きた場合にはすぐに、上司や教育係の担当者に相談するな りしましょう。１と３の場合は、この相談が遅れたことで、もっと大きな問題に発展してしまうこともあります。また、病院側としてもすぐに解決したいトラブ ルです。２の職員とのもめごとは派遣先の担当者に相談するのも良いと思います。
次に４、５ですが、これはなるべくならこのようなトラブルは起きてほしくない内容です。これらのトラブルは派遣会社にも必ず報告をしなければなりません、そしてこのような大きなトラブルの対処策として取り扱われているものが、医療従事者向けの損害保険です。
〇どんな保険？
看護師は命を預かる仕事であるため、常に危険と隣り合わせです。そのため、看護師であれば個人でも加入できる保険があります。派遣会社によっては、 団体での加入ができる場合や、無料で加入することができる場合などがあります。保険は必ず加入しておいたほうが安心して仕事に取り組むことができるので、 働く前には保険の確認をしておくことをおすすめします。
◆看護職賠償責任保険
これは他人の身体の障害に対する保険で、看護業務をする中で他人の身体に障害を負わせてしまった場合に使われます。保証期間は１７か月で掛け金が3,700円です。
これは、身体的な面だけではなく、患者の眼鏡を誤って踏んでしまい破損してしまった場合や患者への病気の説明や治療の進め方などの説明の中で患者に とって不適切な言葉を使ってしまい名誉棄損で賠償金を請求された場合などにも使うことができます。ほかにも、病院から借りていた機械が壊れてしまった場合 にも使うことができます。
◆医療従事者災害補償プラン
これは、あらゆる損害を補償してくれます。上記のとの違いは患者だけではなく、自分のサポートをしてくれるということです。例えば、患者からの身体 的暴力によってけがをしてしまった場合、業務外での日常生活の中でけがや身の回りの損害が起きてしまった場合にも使うことができるのです。
これは年間2,000円から用意されています。
このように、派遣社員だからといって保険に加入できないということはありません。加入していることで、安心して仕事に取り組むこともできますので、ぜひ加入しましょう。
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