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社会人の飲み会なんて絶対に嫌だ!その心理に迫る

社会人になって必ずつき合わされるようになるのが飲み会です。お酒が大好きな人ならまだ大丈夫でしょうが、社内の中に嫌いな人がいてさらには酒も飲めないという人は罰ゲームだと感じてしまうでしょう。そこで、飲み会が嫌いな人の心理をついていきたいと思います。

 

■会社によりけりではあるが、飲み会が多いところもある

 

飲み会の頻度は上司の性格や会社の考え方に大きく依存します。筆者の場合は新人=幹事という扱いになり、4年間はひたすら幹事をさせられることになりました。その理由は「幹事をすると社会の風習や仕組みが解る」とのことですが、はっきり言って全く理解できませんでしたし、ただ単に苦痛でした。

 

何度か転職していろんな会社を見てきましたが、全く飲み会が無いところもあれば頻繁に行ってしまうようなところもあります。こればかりははっきり言って運です。

 

■なぜ嫌なのか

 

飲み会が嫌な理由は人それぞれあるでしょう。例えば、単純にお酒が大っ嫌いという人はおそらく一生飲み会とは合わないと思います。酒を飲む席で酒が大っ嫌いなのですから、相性が良いはずがありません。

 

それ以外には、「つまらない」とか「仕事の説教や愚痴を言われて面白いはずがない」という意見もあり、飲み会がつまらないから行きたくないという意見もありました。また、「やることもなくて間が持たないからさっさと帰りたい」という意見もあるようです。

 

これらの意見は本当によく理解できますし、納得できるものですが、個人的には飲み会というのは「お金を払って行う残業」だと思っており、そう思ってしまうこと自体が精神的な苦痛の原因だったと考えております。

 

会社の人たちと仲良くなる場所として使われるというのは理解できますが、結局は淡白な関係に戻ることもありますし、苦手な人を得意にする力はありません。個人的に飲み会は50回以上経験していますが、仲が悪かった人が仲良くなった例は一切見たことがありません。

 

これらの意見に賛同できる部分が多い人たちは「会社の飲み会が大っ嫌い勢」に該当します。中には、仕事とプライベートを分けているということで、友達との飲み会にはいくけど会社関係の飲み会には一切出席しないというつわものもいますが、そのような行動ができる人は稀ではないでしょうか。

 

友達の飲み会と会社での飲み会というのは気を使う頻度が圧倒的に違うので、メンタル的な疲れ具合が大きく異なるのでしょう。知らない人と親睦を深める方法としては有効なのかもしれませんが、現代っ子の方々からすると面倒だと感じている人が多いことが推察されます。

 

実際に、どこかの企業が飲み会の好き嫌いをアンケートで確認してみたところ7割が嫌いという驚異的な数字が出ていたので、これからは飲み会の在り方も変えるべきだと思います。

 

■ひたすら耐えるべき苦行なのか

 

お酒が嫌いで、さらには会社にいる人もそんなに好きではない人にとって飲み会は苦行です。お金を払って行う残業のようなものなので、これから飲み会があると考えると精神的に辛くなるでしょう。はっきりいってよいことなんてありませんが、そのような人たちは断るすべを理解するしかないと思います。