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メール機能で便利な開封確認について

メールは電話が苦手な方にとっても非常に便利な仕事のツールで多くの方々が様々な形で有効活用している言ことでしょう。そんなメール機能中でも非常に便利なのが「開封確認機能」です。開封通知という名前でも知られていますが、この機能の扱いについては色々と物議をかもしていることをご存知だったでしょうか?

 

■メールの開封確認機能について

 

メールの欠点の一つに、相手が自分のメールをいつ見たのかがわからず返信がいつ戻ってくるのかがわからないというものがあります。これは送信した電子メールが宛て先に届いたかどうかを確認できる機能で、非常に使い勝手が良く受信者がメールを開くときに「開封確認のメッセージを送信しますか?」といったポップアップメッセージが表示され、「はい」をクリックすると送信者に開封確認のメッセージが届きます。

 

メールの欠点である、相手が見たかどうかが解るという素晴らしい機能なので、初めて知った人はおそらくこの機能をひたすら使って電話での確認を減らしてしまう方もいるでしょう。しかし、このメールについていろいろと厄介なことが起こっております。

 

■開封確認はマナー違反?

 

開封機能はこのようにメールの欠点を消してくれる便利な機能ですが、この機能は相手にとって不快に感じることがあり、マナー違反だと思ってしまう方がいるようです。もちろん、すべての人たちがそう感じているわけではなく、会社の中でも重役の方がこの機能を駆使している方もいるでしょう。しかし、マナー違反と感じている人がどこかの調査機関が出した結果では55%くらいはいたので、自重したほうがよさそうです。

 

どうしてマナー違反に感じるのかは人それぞれではありますが、そのマナー違反だと感じてる方々の意見としては「相手が自分のことを信じていないと感じる」「すぐに返信する必要があるようなプレッシャーを感じて嫌な気分になる」「監視されているようなイメージがあり気持ち悪い」「いちいちうっとうしく感じる」などなど色々とありますが、とにかく嫌なイメージを持たれてしまっているのです。

 

もちろん、海外の方なら日本人的な考え方と全く違うので、このメール開封確認機能をバンバン使っているかもしれませんが、日本人の場合は嫌なイメージでこの機能を捉えている人がかなりいるので使わないほうが良いでしょう。

 

便利な機能があるのにわざわざ使わないようにすることがおかしいと感じる人もいるかもしれませんが、相手からすると嫌なものを押しつけるわけにはいかないので、自重したほうが問題になりません。

 

■暗黙の了解に従う必要もある

 

この「開封確認機能」は個人的に受け入れられるかどうかは、大きく変わってくるものだと思います。もちろん、親しい同期の方々にこの確認機能を付けて送信するのは問題にはならないでしょうが、取引先の相手に不快なイメージを持たせるのは百害あって一利なしです。嫌な奴と思われて良いことなんか何もないので、便利ではありますが封印するようにしてください。