結婚したら自然と考えていくのが子どものことです。何歳までに欲しいとか何人欲しいなどパートナーと話し合う夫婦も多くいます。
いざ子づくりを始めようと思っても、どのタイミングでタイミングをするのかわからないなんてことはよくあります。
まずは、自分の体を知るということが大切です。
■自分の体を知るために
基礎体温を測りましょう。
基礎体温を測ることで、体の状態を知ることができます。排卵日はいつなのか、生理の周期は何日か、低温機や高温期はいつなのか、隠れた病気はないか。様々なことがわかります。だいたい、3周期(3カ月)続けることで、自分の体を把握することができます。
◇用意するもの
●基礎体温計…小数第二位(例:36.53)まである体温計。
最近では15秒で測れるなど短時間のものが増えています。
●基礎体温表…基礎体温を記録するものです。
ノートだと300円程度で薬局などで売っています。
携帯アプリでもあります。
※病院で提示することもあるので、ノートタイプがおすすめです。
◇基礎体温の測り方
毎朝、同じ時間に寝たままの状態で測ります。起き上がって動くことはしません。目が覚めてすぐに測ります。その際に測る位置は舌の裏側です。
最近では、基礎体温計にアラームが付いているもの、基礎体温が記録されているものが多いので、購入を考えている場合は自分に合うものを探しましょう。
毎朝同時間、寝たままというのはとても重要です。
◇基礎体温とは
基礎体温を測り続けて記録をしていると、低温期と高温期に分かれます。この波形を見ていくと、排卵日や生理が来る日がわかってくるのです。
●低温期…一般的に36.7度以下。生理開始~次の排卵日まで
●高温期…一般的に36.7度以上。排卵日~次の生理開始日まで
この二つに分かれますが人によって体温は違います。低温期から高温期にかわるときに、急激に体温が下がる日が排卵日とされています。
◇排卵
排卵日にタイミングをとると受精する確率は高くなります。
以下の3つの条件がそろうと排卵はスムーズに行われます。つまり健康と言えます。
①低温期から高温期への移行が2日以内に行われる。
②低温期と高温期の差が0.3~0.5である。
③高温期が12日~14日である。
この条件がそろうと排卵はスムーズに行われているということなので、タイミングをとる日も把握できます。排卵日の1~2日前からタイミングをとると良いでしょう。
■妊娠検査薬
タイミングをとって気になるのは妊娠したのか、しなかったのか。次の生理予定日までドキドキしてしまいます。妊娠すると、赤ちゃんを育てるためのhCGというホルモンが胎盤で作られ始めます。これは妊娠しない限りは作られることはないので、これは尿内に検出されれば妊娠していることになります。早いと、早期からわかる検査薬で排卵日から12日~14日で妊娠したかどうかわかります。市販で売っているものは生理予定日1週間後から多く販売されています。生理予定日1週間過ぎるころには、hCGは尿内に高い数値で出るので、ほぼ妊娠に間違いはありません。
子どもをいずれかは…と考えているのならば、まずは自分の体を知っておくこと。そして妊娠しやすい体づくりをしておくことはとても大切なことです。まずは基礎体温を測ることから始めてみましょう。